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甲斐駒の麓より 2018-7-10 [山麓便り]

平井英明

お久しぶりです。平井@山梨です。
山梨に定着し一か月が経ちました。

毎日、草刈りや農作業にと身体を動かしクタクタな状態ですが、何かと落ち着かず、空に浮いているような感覚の毎日です。
良く解りませんが40年以上続いてきた仕事から解放されたからなのでしょうか。
先輩諸氏の皆さんが退職された時の感覚はどんなものだったのでしょうか。機会があれば伺いたいと思っています。

そんな訳で甲斐駒定点報告も久々になりました。
早々の梅雨明け宣言に猛暑の日々、7月に入ったと思ったら豪雨で各地に被害が発生しています。
温暖化の影響か「四季のうつろい」の風情が日本列島からなくなろうとしているように思います。

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古いですが7月2日の甲斐駒です。

畑では夏野菜が実を付け出しました。
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ピーマン
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花豆の花
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山椒の実

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秋を感じるコスモスも咲いています。




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駒ヶ根だより 2018-7-3 [山麓便り]

北村健治

6月23日(土)から、7月2日(月)まで、駒ヶ根に滞在した。

6月23日
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駒ヶ根山家より、曇天の中ア宝剣岳を望む。残雪ほとんどなし。

6月24日
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第95回「戸台の化石」保存会学習会(三峰川石ころウォッチング)

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中沢峠から、長谷への途中で観察した、マルバウツギ

6月30日 
バスで北沢峠に向う、第60回長衛祭に参加。
駒ヶ岳ファンクラブは、第55回、第56回以来の会員7名が参加。

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長衛さんレリーフ前での記念撮影(白鳥伊那市長と)

7月1日
好天に恵まれ、記念登山には、会員4名で無事に仙丈ヶ岳3033mに登頂した。

7月2日  
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駒ヶ根山家付近より、梅雨明け?の中ア宝剣岳を望む。

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同じく、南アルプス北部を望む。





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糸魚川駒ヶ岳・猛暑に耐えて [登山報告]

木本桂春

7月3日、日本中サッカーで朝の3時にはTVが騒いでいますが、駒ヶ岳を優先して車を走らせます。暑さを避けるため日の出前に取付点に4時半前着。

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明六つ、夜明け前の頂上方面
歩いて10分、なんだか体が熱く、足が進みません。

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駒清水の水場
水をたっぷりと思ったのですが、不味く喉を潤す程度で上部の水場でとることにします。太陽が昇ると暑くなり、併せて台風接近の影響か蒸し暑く汗が吹き出します。
木々の間の急道を頑張り、上部大岩壁のバンド・ルートの入り口・島滝沢に水を求めますが、溜水で飲めません。

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バンドへの道は夏草が覆い被さります。

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南西壁の下は風もなく、遠方に山が見えだします。

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手前のガレてる明星山、その後ろが右から白鳥山、下駒ヶ岳、黄連山。

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南方に白馬岳、白馬旭岳、右端が雪倉岳。

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花もちらほら、シモツケソウ
他にもオニアザミ、レンゲツツジ、などが咲いています。
すくみのテラスからは鬱蒼たる森の中を行きます。

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足元にギンリョウソウ。夏ゼミの鳴き声がうるさく、頭上の樹間からカッと太陽が照りつけます。朝からやぶ蚊や有象無象の虫がまとわりついて離れません。耐えるのみ、汗を滴らせ頂上です。

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頂上から雨飾山に挨拶。

しばらく休んで、濃い緑の木々の中を又、汗みどろで下ります。途中から足が棒になり転倒2回。その都度自分に気合を入れて。よれよれ下山。
山のもののけに飲まれそうな状態です。そうはたやすく駒の散歩をさせてくれません。
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三国山 [登山報告]

谷 和代

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7月1日、梅雨明け宣言を受け、三国山に行ってきました。

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山頂付近はガスがかかり深山のようでした。

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バイケイソウの可憐な花 咲いているのより、立ち枯れて倒れている方が多かったのはどうしたのでしょうか?

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美しい蜘蛛の巣、分かりますか。

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大洞山山頂

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木に着いた可愛いコケ

楽しみにしていた「サンショウバラ」は終わっていて、「ノイバラ」が咲いていました。

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立山(タチヤマ)からの富士山は山頂だけが見えました。
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群馬県水上町の駒形山(高畠山中腹の岩) [登山報告]

髙田健三

群馬県水上町(旧新治村)の赤谷湖近傍の道の駅たくみの里の観光案内図に「駒形山」が記載されていた。
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写真①右側の案内板に駒形山とある。

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写真②案内板を拡大した。

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写真③道の駅近傍からの駒形山(岩)。
高畠山(1,143m)の山腹にある岩を駒形山と呼んでいる。

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写真④高畠山の南西標高850mぐらいまで林道があって終点に「中野の森プロジェクト」と言う植林のエリアがあって、そこに駐車した。

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写真⑤駐車場から高畠山方面(山頂は中央の丘に隠れている)を見る。
こんもりした樹林帯を左から右へ向かってヤブコギをして山頂に達する。

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写真⑥高畠山山頂。山名板は無い、展望も全くない。

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写真⑦山頂三角点。

登山実施日:平成30年6月29日(金)。この日関東地方は梅雨明けした。

駒形山に関して、追記。
雑誌『山と渓谷』74号[昭和17(1942)年7月号]に木暮理太郎が「吾妻の山川」を掲載している。
その中に《駒形山 所在・須川町字駒形。形状・駒形山は形容三角形にして、岩面に駒形著しきを以て名づく。岩下に馬頭観音を安置す。高二十丈周囲七百間、登路八町。以下略》とあった。
2.5万分の1地形図『猿ヶ京』から、高畠山から東へ延びている尾根の末端に岩記号があって、そこが駒形山(岩)である。その岩記号の麓に鳥居マーク(神社)があて、地元では観音堂と言っていた。
その観音堂に平成29年5月に訪れた。
標高約790mにある観音堂には「駒形山」と書かれたお賽銭箱があった。奉納額には「北毛駒形山馬頭観世音堂改修記念」の俳句が奉納されていた。
この辺の住所は旧名で「新治村大字須川字駒形」となっていた。


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6月交流会スナップ [会員連絡]

北村健治
6月12日交流会、新人初参加、紹介・自己紹介に始まり、各報告4件。
企画など7件、前半は約1時間。
後半は参加者12名の4・5・6月の活動報告で、ほぼ2時間で終了。とりあえずスナップ1枚。
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下駒ヶ岳散歩 [登山報告]

木本桂春

梅雨の晴れ間の散歩です。少しきついのですが下駒ヶ岳へ。
昨年の豪雨坂田峠への林道は工事のため、平日閉鎖され日曜日だけ利用可能です。山姥ルートに入り、工事区手前に車停車。

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山が抜けた崩壊地点です。これを越えて30分林道を歩きます。

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山道入り口に咲く、朴の花の下を潜り抜け。涼しい緑のトンネルの道を登ります。

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栂海新道に出ると遠くに、右から戸隠山、高妻山、金山、焼山、火打山が見えてきます。

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白鳥山を通過、3.5時間かけて下駒ヶ岳です。

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頂上からの展望はよくありません。背伸びしてみる犬ヶ岳。左の肩に朝日岳方面が見えています。

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犬ヶ岳と初雪山の鞍部から剱岳が見えます。頂上から雪の着いた尾根が早月尾根です。

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右に初雪山、標高1500mたらずですが残雪はまだ多いです。これから本格的梅雨で夏は加速していきます。

夏の入り口の爽やかな山行でした。
往復7.5時間、6月14日の出来事でした。
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新潟県最西端の塩の道探索 [日々散策]

木本桂春

糸魚川市のフォツサマグナを形成する姫川左岸の小滝から明星山と黒姫山の間を青海町・橋立へ、さらに白鳥山麓の上路から越中へ繋がる古道があり、越中ー越後ー信濃への道として往古より人の往来があった。
小滝ー青海・橋立間の距離12km。
昭和30年代くらいまでは、薪・炭などの生産のため道は使われていたが、その後廃道となる。
      
糸魚川から信濃方面への塩の道は右岸の根知谷・山口関所を越える道、左岸の虫川関所を通る2本が本道であったが、この関所を避けて塩を運んだ「塩のぬけ道」であった。ぬけ道の争いについては文化年間に藩でも取り上げられ調停がなされた。
またこの道は往古に謡曲「山姥」の舞台となった古道でもあった。
      
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図・塩の道概念図

この古道を糸魚川市の八木氏が古絵図、古文書、文献、伝承、現地在住者への聞き込み調査をもとに2004-2013年にかけて伐採・整備を実施、貫通を見た。その時の活動に参加させてもらった。
あれから5年、その後の道はどうなのか、積み残した課題の調査も兼ねて友人と再探訪してみた。
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明星山への登山道と別れ、右手の古道へ。
ここには赤テープを目印に付けます。

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途中に咲く、シラネアオイです。

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古道はサカサ沢の緩やかな中を通ります。

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尾根に登ると標木の大きなブナの木に出会います。古い鉈目が残っています。
            
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時々、しっかりとした道に出会いますが、注意していないと見失います。

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今日の目安としていた一本松山を少し下った地点です。

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この下に当時「石頭」と呼んでいた径15cmの丸い石が埋めてあり、5年ぶりの出会いです。石に人面らしいものと「天正元年・北ノ庄」と彫られています。
今回、石の材質と文字を解析するため掘り出しました。

ザックに入れた石頭を背に悠々と下ります。
1時間でサカサ沢をわたり、明星山登山道の付近に達したのですが、ガスと緑の藪で道が見当たりません。
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2人ともこの辺りを知り尽くしていると思っていましたが、
30分経っても道が見つからず、2人で方向を変え探します。
マップで検討しますが方向が解らず、磁石も持たず、老残は困り果ててしまいました。
雨が降り出し、思わず「おいおい」これは何だ。
2人で地図を見ていると左右に2本の沢がかすかに見えだします。
沢へは下らず、この中間尾根を辿ると朝に付けたペナントにやっと出会いました。

道に迷ってから2時間半の彷徨でした。
雨中下山。反省しきり。6月7日の出来事でした。

6月14日・KFC情報の「山岳遭難救助隊・・・」を見て、装備を点検。
コンパスの準備、ヘッドランプの電池、ヤッケ、セータ、非常食などの再点検をしました。
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八ヶ岳の麓のハイキング [日々散策]

谷 和代

6月9日、八ヶ岳の麓のハイキングに行ってきました。
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新緑の中、ハルゼミの声を聴きながら白駒の池を一周しました。火事で焼失した白駒荘は建設中でした。

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池を一周すると「もののけの森」と標識があり、苔の森がありました。

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自然観察会の人から「オオスギゴケ」と教えていただきました。

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雪山で何度か泊まった青苔荘前から白駒の池と高見石を望む。

白駒の池周辺に咲いていた花
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マイヅルソウ
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まだ蕾のベニバナイチヤクソウ
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ミツバオウレン

ほかにもコヨウラクツツジや蕾が膨らんだサラサドウダンツツジを見てきました。



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木曽路鳥居峠&水木沢天然林(その2) [会員連絡]

石橋定巳

5月28日 水木沢原生林探索

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天然林管理棟
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水沢天然林
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根上がりのサワラ巨木
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こぶつき巨大ヒノキ
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樹齢500年サワラ
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展望台に珍しい明治御料局三角点
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展望台 木曽駒ヶ岳が薄っすら望める
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床並の滝(とこなみのたき)
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床並の平垂(ひらたる)
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今だけ朴葉巻饅頭
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初体験のご馳走大変ありがとうございました。












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