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西東京・里山散策(10月1日) [日々散策]

北村健治

 多摩川には、右岸に広大ないわゆる多摩丘陵があって、稲城市・多摩市・日野市・八王子市・あきる野市・青梅市の各市域から、支流が合流する。

 八王子市とあきる野市境には、秋川が東流して、その右岸に、滝山城址のある滝山・加住丘陵が、ほぼ東西に伸びている。八王子市とあきる野市を結ぶ峠道や切通道が何本かあって、わき道に入り木立の中や山道を歩くと、さまざまな季節の草花・樹木を観察することができる。

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ひょろひょろと伸びて花を付けた、シラヤマギク
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真っ赤に色付いた、ゴンズイの実  
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山道の茂みにひっそりと実を付けた、クサギ
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藪の中に見つけた赤い実、カラスウリ
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台風の風で葉が落ちたのか実だけがはじけた、ツリバナ
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横向きに実を付けている、コバノガマズミ
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しっかりと長い毛のある種子を付けた、ハンショウズル  
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巾着田の彼岸花 [日々散策]

谷 和代

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9月23日、山仲間とハイキングと巾着田の彼岸花を見に行ってきました。

三連休の真ん中。しかも、天気予報は何とか今日が晴予報のためか電車は満員。狭い高麗駅は下車する人でホームは身動きができないほどの人であふれていました。私たちは帰りを心配しつつ、一つ先の武蔵横手駅で下車。

こちらも大勢の人でにぎわっていましたが、それぞれ準備をして、五常の滝を目指して出発。ところが、五常の滝は私有地とのことで、真新しい門扉があり、中に入ることができず見ることはできませんでした。

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日高市の独特な標識。

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物見山(375m)山頂は展望はありませんでした。

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物見山からは一旦、舗装路に出て再び登山道に入る。前日の雨で滑りやすい土と岩の道を日和田山山頂(305m)に着く。

狭い山頂は大勢の人でにぎわっていました。いよいよ、巾着田を目指して下山。

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女坂と男坂の合流地の鳥居から見える巾着田
周りの緑の木々の下に彼岸花が咲いています。
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男坂と女坂の合流点。
私たちは下りなので安全な女坂を下る。

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シロバナの彼岸花三兄弟です。

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巾着田からの日和田山です。

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チバニアン [日々散策]

谷 和代

猛暑の夏もどうにか落ち着いてきたようですね!
8月31日の暑いさなか、全く無知の私が単なる好奇心で、友人とチバニアンを見に行ってきました。

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五井駅から小港鉄道に乗り、上総牛久駅からトロッコ列車「里山トロッコ号」に乗り替えました。

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トロッコ列車車内はおしゃれです。

月崎駅で下車し、地層までは県道(通称「清澄養老ライン」)を歩いて約30分で田淵会館。そこから養老川沿いの地層までは500m。

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これが新聞で話題になったチバニアン
「白尾凝灰岩層(Byk-E)」:77万年前の長野県の古御岳火山の噴火の際に海に堆積した火山灰層で、その後隆起したもの。
最下部の赤の杭の部分が磁場が逆転していた時代の地層です。上部の緑の杭の部分が現在と同じ磁場の時代、黄色はその中間で磁場が不安定だった時代の地層。地球46億年の歴史の中で磁場(N極・S極)逆転が何度か起こっており、77万年前の最後の磁場逆転の痕跡はイタリアの2か所とここ養老川の3か所のみ。そしてここの地層にはっきりと残っていることから、中期更新世をチバニアン(チバの時代)と呼ぶことが決められたのでした。

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簡単な説明書き

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五井駅近くの手彫りトンネルは将棋の駒の形のようでした。

駅を出てから、会った人は、駅前に一軒あったお店の人、チバニアン見学の7グループと月崎駅の駅員2人だけでした。


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駒のつく神社を訪ねる(11)駒宮神社 [日々散策]

北村健治

 2017(H29)年11月、機会があって、久しぶりにあきる野市から桧原村を通って、都県境の甲武トンネルを抜け、長寿村で知られた棡原(椿)地区を経由し、鶴川から国道20号を西進、かなり紅葉した大月市猿橋から右に分かれて、国道139号を辿って旧七保村に入った。
 葛野川を左に右に、大島・葛野・田無瀬・下瀬戸・上平と北へ向い、瀬戸草木地区に入ると、駒宮入口の看板に気付いた。川向こう側の西向き斜面に見える数十軒の集落が駒宮地区である。
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 駒ヶ岳学講座シリーズⅠ「改訂 全国の駒名の神社リスト」を開くと、山梨県の項に、12件の駒名の神社が紹介されている。その7)に、駒宮神社(大月市七保町駒宮)がある。
 さて、駒宮地区は桂川に北から合流する葛野川の左岸わずかに開けた斜面に数十軒が点在する小集落で、地区のほぼ中央部分の山側に西向きに春日神社が鎮座している。

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駒宮地区の鎮守:春日神社鳥居

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モダンな拝殿

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立派な本殿が覆屋に守られている

 これが駒宮地区にある神社という意味で、いつの日かどなたかによって、駒宮神社と誤記されたものと思われる。折角訪ねたので、門前のお宅で訪ねてみたが、『駒宮神社』と呼んだことは「聞いたことがない」との返事であった。

 地区内には、将門の次男を祖先とするとの由緒ある酒井家でもお尋ねしてはみたが、裏山に富士浅間神社が祀られているが、その由来や駒宮の駒の由来は特に聞いたことがないとの話であった。この酒井家の屋敷からの富士山は素晴らしい眺めであった。

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地区最上部に構える酒井家次男

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酒井家屋敷の一角から、雪の富士山

 地区入り口の橋にも駒宮橋と名付けられているが、地区内に馬を引き入れるについて地区名から名付けられたとのことである。すると、駒宮の駒はいつからどんな意味で使われるようになったのかが不明である。


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駒宮地区の全景(酒井家は左上)

 駒宮からの帰路、大月市駒橋地区を通った。後日、駒橋の地名も調べたが、一説には、東隣にある有名な猿橋の地名に対抗して、造語した地名との説明があった。  

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赤城山麓散歩~滝巡り第2弾 [日々散策]

石橋清美
今回も赤城山麓散歩です。
滝巡り第2弾として、不動大滝に行ってきました。
長い間川の上に掛ける橋梁工事のため行くことができませんでしたが、今年は散策道が整備されて、行くことができました。

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渡渉
大滝不動の村の建物を通り抜け、途中2か所が川の中を歩いて行くように案内がありましたが、石を選んで何とか向う岸に渡れました。

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大滝不動入口
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大滝不動尊
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不動大滝
大滝の水はかなり多くて、天然のミストを浴びることができ、とても涼しい思いをしました。

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忠治の見張り岩

山はもう秋の花が咲いていました。
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ツリブネ
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モミジガサ


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北又谷の岩魚釣り [日々散策]

木本桂春

黒部川・北又谷・青嵐と岩魚

「かち渡る瀞の清さ青嵐」。昭和9年、冠松次郎が初めて北又谷に入り、詠んだ句です。

7月某日、愛知の老釣師78歳のリクエストにより北又谷へ。
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北又ダムの奥に見える定倉山

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北又谷の青嵐の中を下りながら釣ります。

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魚影濃くまずまずの釣果です。

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釣師一人に川虫(カワゲラ類)採り3人。ここがポイントです。

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清流ですが腰までの水にとても渡れません。

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かつて黒部奥山廻役が上駒ヶ岳(白馬岳)に上ったルート上の猫又山が見えています。

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4時間で7寸から1尺2寸を吊り上げ、78歳の釣師は「これが最後」とご満悦ですが、来年もと意欲満々でした。








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赤城山麓・乙女の滝まで [日々散策]

石橋清美

7月15日、赤城山麓の大猿山の家から、乙女の滝まで行ってきました。
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乙女の滝まで、大猿の家から約1時間足らずで着きます。木々を通る涼風が気持ちよく、ゆっくりと歩いて回りました。

林道を行くと大きな石が道をふさいでいます。大雨の後遺症でしょうか。でも森林浴でリフレッシュできました。

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当初大猿の滝に行く予定でしたが、乙女の滝の先は、豪雨の影響か増水していて、床が滑めている場所があり、渡るのもかなりな注意を要しましたので、危険を感じ途中から引き返しました。

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途中で外来種の花(ビロードモウズイカ)が咲いていました。
ここで見るのは初めてです。萩も咲き始めています。

赤城山はその昔の噴火によって大きな石が方々に散らばり苔むして、美しい姿を見せてくれています。

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ねじれた木


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新潟県最西端の塩の道探索 [日々散策]

木本桂春

糸魚川市のフォツサマグナを形成する姫川左岸の小滝から明星山と黒姫山の間を青海町・橋立へ、さらに白鳥山麓の上路から越中へ繋がる古道があり、越中ー越後ー信濃への道として往古より人の往来があった。
小滝ー青海・橋立間の距離12km。
昭和30年代くらいまでは、薪・炭などの生産のため道は使われていたが、その後廃道となる。
      
糸魚川から信濃方面への塩の道は右岸の根知谷・山口関所を越える道、左岸の虫川関所を通る2本が本道であったが、この関所を避けて塩を運んだ「塩のぬけ道」であった。ぬけ道の争いについては文化年間に藩でも取り上げられ調停がなされた。
またこの道は往古に謡曲「山姥」の舞台となった古道でもあった。
      
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図・塩の道概念図

この古道を糸魚川市の八木氏が古絵図、古文書、文献、伝承、現地在住者への聞き込み調査をもとに2004-2013年にかけて伐採・整備を実施、貫通を見た。その時の活動に参加させてもらった。
あれから5年、その後の道はどうなのか、積み残した課題の調査も兼ねて友人と再探訪してみた。
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明星山への登山道と別れ、右手の古道へ。
ここには赤テープを目印に付けます。

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途中に咲く、シラネアオイです。

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古道はサカサ沢の緩やかな中を通ります。

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尾根に登ると標木の大きなブナの木に出会います。古い鉈目が残っています。
            
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時々、しっかりとした道に出会いますが、注意していないと見失います。

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今日の目安としていた一本松山を少し下った地点です。

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この下に当時「石頭」と呼んでいた径15cmの丸い石が埋めてあり、5年ぶりの出会いです。石に人面らしいものと「天正元年・北ノ庄」と彫られています。
今回、石の材質と文字を解析するため掘り出しました。

ザックに入れた石頭を背に悠々と下ります。
1時間でサカサ沢をわたり、明星山登山道の付近に達したのですが、ガスと緑の藪で道が見当たりません。
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2人ともこの辺りを知り尽くしていると思っていましたが、
30分経っても道が見つからず、2人で方向を変え探します。
マップで検討しますが方向が解らず、磁石も持たず、老残は困り果ててしまいました。
雨が降り出し、思わず「おいおい」これは何だ。
2人で地図を見ていると左右に2本の沢がかすかに見えだします。
沢へは下らず、この中間尾根を辿ると朝に付けたペナントにやっと出会いました。

道に迷ってから2時間半の彷徨でした。
雨中下山。反省しきり。6月7日の出来事でした。

6月14日・KFC情報の「山岳遭難救助隊・・・」を見て、装備を点検。
コンパスの準備、ヘッドランプの電池、ヤッケ、セータ、非常食などの再点検をしました。
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八ヶ岳の麓のハイキング [日々散策]

谷 和代

6月9日、八ヶ岳の麓のハイキングに行ってきました。
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新緑の中、ハルゼミの声を聴きながら白駒の池を一周しました。火事で焼失した白駒荘は建設中でした。

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池を一周すると「もののけの森」と標識があり、苔の森がありました。

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自然観察会の人から「オオスギゴケ」と教えていただきました。

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雪山で何度か泊まった青苔荘前から白駒の池と高見石を望む。

白駒の池周辺に咲いていた花
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マイヅルソウ
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まだ蕾のベニバナイチヤクソウ
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ミツバオウレン

ほかにもコヨウラクツツジや蕾が膨らんだサラサドウダンツツジを見てきました。



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「まんだら堂やぐら群」 [日々散策]

谷 和代

かってはハイキングコースの途中で自由に見ることができた「まんだら堂やぐら群」は、今、逗子市が発掘調査を終えて整備し、期間限定公開となったので、5月20日に出かけて見ました。

●公開期間:
   平成30年4月21日(土)~5月28日(月)
   平成30年10月20日(土)~12月17日(月)
       この期間内の土・日・月・祝日のみ(計48日間)
●公開時間:午前10時~午後4時

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展望台から「まんだら堂やぐら群」を望む

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平場から見た「まんだら堂やぐら群」

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名越切通し
逗子から鎌倉への名越切通しには、大勢の人がいました。

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大切岸(おおきりぎし)
以前は、ハイキング道で上からしか見られなかった大切岸も新しいチップの道ができ全体を見ることができるようになりました。
*切岸とは、山城などで敵の侵入を防ぐ人工的な崖です。ここの大切岸は、長さ800m以上にわたり高さ3~10mの切り立った崖が尾根に沿って連続している。

従来は鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるため整備したものとされていたが、発掘調査の結果、石切り場の跡だと確認された。

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日蔭の岩場にはイワタバコの花が咲いていました。

まんだら堂で会った鎌倉在住の2人が行ったことが無いというので、衣張山(きぬばりやま)の案内をしました。

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衣張山からの箱根駒ヶ岳(左の山)
チョット霞んでいますが!

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