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甲斐駒の麓より 2018-9-28 [山麓便り]

平井英明

甲斐駒定点報告です。
不順な天候が続き、稲刈等もできない日々が続いています。
9月28日は久しぶりに晴れて、甲斐駒もきれいに見えます。
秋の甲斐駒を送ります。

甲斐駒山麓~秋~ノンタイトル・アルバム
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甲斐駒とススキ.jpg

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雲間からの中秋の名月.jpg

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駒ヶ根だより 2018-9-30 [山麓便り]

北村健治

9月27日~30日を駒ヶ根滞在しました。強烈な台風接近・通過との天気予報で、29日~30日の中ア・権現尾根登行計画を断念しました。ジオパークがらみでの山行グループでの企画で2013年から、伊那谷周辺の山行を実施してきましたが、6年目にして中止となりました。

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西茅野駒形神社社殿
さて、27日は、晴、朝ゆっくりと青梅を出立。11時ころ茅野市宮川西茅野の駒形神社を再訪した。

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社殿の中の石つくりの祠

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社殿右前にある駒石

昼過ぎには、伊那市長谷公民館「戸台の化石」資料室に出向きました。夕刻には駒ヶ根山家に到着・宿泊。

28日は、6時ころには快晴。
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駒ヶ根山家から、中ア・宝剣岳を望む。

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同じく、南アルプス北部(鋸・甲斐駒・仙丈・北岳・間ノ岳・農鳥・塩見岳)を望む。

10時まで野良活動(クルミ拾い、雑穀収穫、根菜類手入れなど)、11:30過ぎには、長谷公民館「戸台の化石」資料室に出向きました。


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駒ヶ根市天竜川河畔より、中央アルプス連峰を望む。

15:20伊那市創造館へ出向き、小学生の持ち込み標本の観察。

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伊那市伊那IC付近より、伊那山地(戸倉山:伊那富士)に重なる、南アルプス北部を望む。

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伊那山地の戸倉山(伊那富士)を望む。

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左から、甲斐駒ヶ岳・駒津峰・双児山と栗沢山・アサヨ峰が見える。

17時ころ、駒ヶ根山家に帰着、野良活動(刈草・切り枝など焼却処分、根菜類の手入れなど)、隣家訪問、山家で宿泊。

29日は、朝から小雨、野良活動(根菜類の手入れ、試し収穫など)、12:20ころ長谷公民館「戸台の化石」資料室に出向き、次回学習会準備や寄贈標本の整理・登録、文献資料の整理など、16時には退室して、17時駒ヶ根山家へ帰着、姉宅訪問、駒ヶ根山家で宿泊。
   
30日は、朝から、小雨・薄日が差したり、穏やか。9時に山家を出て、伊那市創造館で開催中の南箕輪村「神子柴遺跡」発掘60周年記念シンポジュウムに参加、11:30~12:30の講演会を聞いて、高遠経由で帰路に付いた。

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伊那市創造館で、特別展示された、神子柴遺跡石器群

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同じく、最近発掘された愛知県の旧石器群

 
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駒ヶ根だより 2018-9-16 [山麓便り]

北村健治

9月もはや半ばになり、13~15日と駒ヶ根往復をした。
秋雨前線や台風の影響か、伊那谷もかなりの雨量があったようだ。
駒ヶ根の山家でも、クルミ、クリが落ち始めた。

13日は、早朝に青梅を出立、守屋山を往復。
09時には伊那市長谷公民館「戸台の化石」資料室に入室、まもなく作業協力者3名も到着。終日、今夏の採集試料の整理(データ化)、過去の採集試料の仕分け、番号ラベル張りなどを実施した。19:00退室。

14日午前中は、駒ヶ根山家で野良作業(根菜類手入れ、草刈りなど)。
午後は、伊那市長谷公民館「戸台の化石」資料室で、過去の採集試料の仕分け、作業室の片付けなど、17:30退室。

15日はほぼ終日雨降り。栗拾い、草刈りなど。
夜半には青梅に帰宅。

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山家に次々と咲く、四季咲きのヤマツツジ、右前方の宝剣岳は雲の中。

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雨降って一気に咲き始めたソバ

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カボチャのメバナ(雌花)

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色付き始めたコムラサキ

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(アカバナ)シダレモモの果実(香が強いが、食べると甘酸っぱい)

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土手に咲くユウガギク(代表的な白花のノギク)。



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甲斐駒の麓より 2018-8-30 [山麓便り]

平井英明

甲斐駒定点報告
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そばの花と甲斐駒

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蕎麦畑の先には富士山
 我が家の周辺の八ヶ岳山麓の田んぼ(当然、段々畑ならぬ棚田に近い田んぼ)は、耕作放棄の荒れ地は少ないものの、稲作から転作作物の蕎麦栽培が多くなりました。近くには旨い蕎麦屋も多く、晩秋には新そばが出回ります。皆さんも食べに来てください。
 今はその蕎麦の白い花が満開を迎え、あたりには独特のにおいも漂っています。

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快晴の八ヶ岳
 振り向くと八ヶ岳もきれいな山容を見せていました。

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夕暮れの富士山
 夕暮れの富士山の淡い色模様は最高です。

 今年は我が家あたりでも34-5度の暑さとなり、農作業に追われる毎日で身体はバテ気味ですが、十分な食事と睡眠でがんばっています。


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駒ヶ根だより 2018-8-7 [山麓便り]

北村健治

8月2日
15時には、駒ヶ根の山家に到着、伊那谷も連日の猛暑で、畑が砂漠のように乾燥して、土手の草も枯れていました。
夕刻、兄と光前寺霊園へ墓参、霊園の草も猛暑で枯れています。
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光前寺霊園

3日、午前中は、駒ヶ根山家で野良。午後は伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室で、翌日の学習会準備。
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3日6時半頃、山家より、朝日をうける中ア・宝剣岳
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7時半頃には、もうガスが出始めて、少し霞んでいる。
まもなくすっかり覆われました。
      
4日、第96回「戸台の化石」学習会(化石の採集と標本つくり)、一般参加者12組28名、スタッフ21名、49名で実施。アンモナイト78標本その他合わせて156標本を登録しました。
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長谷公民館での学習会

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学習会参加者と化石採集地入口で、記念撮影。

5日は、終日、駒ヶ根の山家で野良(草刈り・そば畝つくり・根菜類の手入れなど)、夕刻には姉を訪問。

6日、午前中は、駒ケ根山家で野良。午後は伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室で標本整理など、夕刻には青梅への帰路につきました。
      
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甲斐駒の麓より 2018-8-7 [山麓便り]

平井英明

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甲斐駒山頂を仰ぐ

平井です。御無沙汰しています。
猛暑の中ですが体調はいかがでしょうか?
当方は定刻の勤務から解放されたせいか、はたまた草刈り他農作業のせいか若干バテ気味です。

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甲斐駒遠望

暑さのせいですっきりとした甲斐駒が望めない毎日です(夏ってこんな景色かもしれませんが)。

野菜達も水不足で成長も遅く弱弱しいです。そんな中、元気なのは雑草たちばかりで、草刈りに追われています。

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コオニユリ
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透かしユリ
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カサブランカ
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桔梗
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ひまわり
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出穂
稲も一週間以上早めではありますが、順調に出穂の時期を迎えました。収穫まで大きな変動がないことを祈ります。

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北杜市のふるさと祭りも盛大に催されました。

お盆を迎えるに当たり、台風13号等も心配です。
また、「山の日」にちなんだ番組等も放送されていますが、山岳事故も後を絶ちません。
皆さんより慎重にかつ楽しい山行をしてください。



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「伊那谷自然友の会」主催のジオツアー参加報告 [山麓便り]

北村健治

「伊那谷自然友の会」は、「戸台の化石」保存会より1~2年前から伊那谷を丸ごと自然博物館と考えて、天竜川流域・伊那谷(長野県内のみをこう呼ぶ)を舞台として自然のあらゆる分野(基礎的なことから、応用的なことまで)学習しましょうと、始まった活動団体です。

会報「伊那谷の自然」は、連載物・短編・会員の声・活動計画・報告など多彩な記事が満載で、偶数月1日付けで発行されています。表現も小・中学生でも読めるように工夫されています。
ジオツアーは、生物分野と地学分野での各企画観察会が毎年数回以上実施されています。以前は山歩きもたくさんありました。また、各種講座・教室・講演会なども、活動開始後に建設された飯田市美術博物館で、頻繁に行われています。

先日7月22日には、故地磁気学の最先端の研究者による、伊那谷を話題とした真新しい内容のお話で、一般の方々も大勢聴講していました。

7月21日のジオツアーは、「中川村のチバニアン露頭・風穴・陣馬形山からの展望」というテーマで、21名(案内者を含む)が参加しました。

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集合は、中川村国道153号沿いのスーパー「チャオ」従業員駐車場に7時30分、21名(案内者を含む)が参加しました。

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観察地点①:南田島地区の断層崖を抜け林る村道のテフラ露頭。最近話題になっているチバニアンの伊那谷における貴重な露頭の観察。
  
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観察地点②その1:天竜川を東へ渡り、陣馬形山へ登る林道の1000m付近のクロウンモ片麻岩の大露頭観察。
  
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観察地点②その2:露頭の割れ目などに出来た風穴を利用した、養蚕種や日本酒麹菌などの天然貯蔵庫跡の見学。

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観察地点③:陣馬形山1445.3mの頂上からの展望。
伊那谷の活断層地形を見下ろしながら、伊那谷における気流の発生状況なども観察。             

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観察地点④:林道を戻り美里地区の「風三郎神社」前宮に、駐車して、となりの沢沿いに上流へ約30分歩いて、同奥宮(巨岩の割れ目に鎮座)参拝と観察。

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杉木立の中の転石には、びっしりとコケが発生していた。転石のすき間からは、ひんやりとした冷気を感じた。これらも風穴現象である。

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神社名「風三郎神社」も風穴に因んで付けられたものでしょう。都合で一部参加者がここで帰路につきました。

解散は、集合地点に戻り、正午ころ終了、全員無事解散しました。
いずれ、会報に感想や報告記事が掲載されることでしょう。


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駒ヶ根だより 2018-7-25 [山麓便り]

北村健治

7月19日から24日まで、駒ヶ根山家に滞在しました。

19日、朝食後、7時半頃、青梅を出立、10時過ぎには杖突峠に車を止めました。

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守屋山東峰山頂
(奇数月の守屋山散策は別に報告します。)

午後、伊那市長谷公民館へ出向き、夕刻には、駒ヶ根山家で野良(根菜類手入れ、散水など)。

20日、8時過ぎ、伊那市長谷公民館へ、9時より12時まで、「戸台の化石」保存会・研修会(学習会準備として、山道整備、露頭整備など、12名参加)。
午後は、数人で資料室展示コーナーの改良作業など16時終了。

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20時過ぎ、駒ヶ根市・穴山付近より、夕映えの中ア連峰。
夕刻は、駒ヶ根山家で野良(草刈り、根菜類手入れ、散水など)。

21日、7時30分、中川村「チャオ」(スーパーマーヶット)駐車場に集合。

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中川村南田島のチバニアンのテフラ露頭観察。
ジオツアー(チバニアン露頭、風穴に観察と陣馬形山の展望)に参加。

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「上伊那の自然」記念祝賀会・シンポジュウム。
午後は、伊那市信州セミナーハウスで、上伊那誌自然編改訂増補版「上伊那の自然」刊行記念祝賀会に参加。

22日、午前、駒ヶ根山家で野良(草刈り、根菜類手入れ、散水など)。  

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6時半ころ、駒ヶ根山家より、中ア・宝剣岳を望む。

午後は、飯田市美術博物館での講演会聴講(古地磁気学「伊那谷発」の研究のこれから)。
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飯田市美術博物館で、講演の一コマ。

23日、午前、駒ヶ根山家で野良(草刈り、散水など)。兄と昼食。午後北村家本家訪問。兄の通院付添い、夕刻野良(根菜類手入れ)。

24日、5時30分、初めて涼しい外気、前日までのような朝靄が立たず、中ア宝剣岳展望。

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駒ヶ根市中沢、天竜川河畔より、中央アルプス連峰を望む。

7時50分には長谷公民館へ出向き、学習会スタッフと会場準備。10時より、富士見中学校1年生36名の「化石採集体験学習会」実施。15時半片付けまで終了。

夕刻、青梅への帰路につく。
 

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甲斐駒の麓より 2018-7-10 [山麓便り]

平井英明

お久しぶりです。平井@山梨です。
山梨に定着し一か月が経ちました。

毎日、草刈りや農作業にと身体を動かしクタクタな状態ですが、何かと落ち着かず、空に浮いているような感覚の毎日です。
良く解りませんが40年以上続いてきた仕事から解放されたからなのでしょうか。
先輩諸氏の皆さんが退職された時の感覚はどんなものだったのでしょうか。機会があれば伺いたいと思っています。

そんな訳で甲斐駒定点報告も久々になりました。
早々の梅雨明け宣言に猛暑の日々、7月に入ったと思ったら豪雨で各地に被害が発生しています。
温暖化の影響か「四季のうつろい」の風情が日本列島からなくなろうとしているように思います。

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古いですが7月2日の甲斐駒です。

畑では夏野菜が実を付け出しました。
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ピーマン
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花豆の花
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山椒の実

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秋を感じるコスモスも咲いています。




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駒ヶ根だより 2018-7-3 [山麓便り]

北村健治

6月23日(土)から、7月2日(月)まで、駒ヶ根に滞在した。

6月23日
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駒ヶ根山家より、曇天の中ア宝剣岳を望む。残雪ほとんどなし。

6月24日
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第95回「戸台の化石」保存会学習会(三峰川石ころウォッチング)

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中沢峠から、長谷への途中で観察した、マルバウツギ

6月30日 
バスで北沢峠に向う、第60回長衛祭に参加。
駒ヶ岳ファンクラブは、第55回、第56回以来の会員7名が参加。

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長衛さんレリーフ前での記念撮影(白鳥伊那市長と)

7月1日
好天に恵まれ、記念登山には、会員4名で無事に仙丈ヶ岳3033mに登頂した。

7月2日  
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駒ヶ根山家付近より、梅雨明け?の中ア宝剣岳を望む。

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同じく、南アルプス北部を望む。





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