親不知コミュニティーロードの展望台 [旅の報告]
平井英明
先日の木本さんの栂海新道に関する記事を読み、その行動力には毎度の事ながらただただ感服するのみでした。
今回、偶然にも糸魚川方面への旅行があり、「親不知コミュニティーロードの展望台」にも立ち寄ることができました。
日本海に落ち込む岩壁、そこを縫うように道路が幾すじか見え、天下の険「親不知」を改めて実感しました。
同時に、木本さんの報告にある栂海新道についても、栂海新道開設者の小野健氏と日本近代登山の父のウォルター・ウェストン氏の紹介パネルがありましたので写真を撮りました。
展望台から確認できる「四世代道路」の写真も送ります。あいにく、糸魚川駒ヶ岳方向は雲の中で確認できませんでした。
先日の木本さんの栂海新道に関する記事を読み、その行動力には毎度の事ながらただただ感服するのみでした。
今回、偶然にも糸魚川方面への旅行があり、「親不知コミュニティーロードの展望台」にも立ち寄ることができました。
日本海に落ち込む岩壁、そこを縫うように道路が幾すじか見え、天下の険「親不知」を改めて実感しました。
同時に、木本さんの報告にある栂海新道についても、栂海新道開設者の小野健氏と日本近代登山の父のウォルター・ウェストン氏の紹介パネルがありましたので写真を撮りました。
展望台から確認できる「四世代道路」の写真も送ります。あいにく、糸魚川駒ヶ岳方向は雲の中で確認できませんでした。
2018-10-04 10:54
コメント(4)
5月信州・高原散歩 [旅の報告]
木本桂春
信州・霧ヶ峰と美ヶ原高原を訪ねた。霧ヶ峰高原で山小屋経営者でエッセイストであった手塚宗求(1931-2012)の『山をめぐる人と書物』に昭和27年頃の富山の魚津高校・高瀬具康と長野の松本県高校岳部・手塚宗求の交流のことが描かれていた。彼らは当時としては超高校級の岩登りを主体として活動、美ヶ原の烏帽子岩でザイルを結びあい岩登りの訓練をしたことが書かれている。老残の後輩2人で烏帽子岩を確認に行きました。
手塚宗求さんの経営された、コロボックリ小屋に寄り、手塚さんの残された著書や山道具のピッケル、ランプ等を見せていただき、当時を偲んできました。
霧ヶ峰はまだニッコウキスゲには早く、ようやく木々が芽吹きだしたところでした。
車山付近から槍、穂高方面です。
翌日、先輩たち高校生が岩登り道具のザイル、カラビナ、ハーケンなどの装備を担ぎ、松本から女鳥羽川を一ノ瀬の林道から烏帽子岩への道を辿りました。
彼らはバス停から1時間で烏帽子岩に着いたそうです。
1400m付近のスッキリとした針葉樹林と羊歯です。
富山ではこんな光景には出会えません。
今日は2時間半で烏帽子岩の頭に到着。烏帽子の神々が座しています。
烏帽子の頭から右手下方の烏帽子岩です。
右手に落ち込むガレ場を下り、右の岩稜に取りつくのがルートです。下部から40mザイルで2ピッチ、手ごわいルートです。彼らはここで岩登り訓練を行い、穂高、剱の岩場を駆け巡ったのです。
あの頃の高校生の熱い思いを感じました。
平日の山行は誰にも出会うことなく、静かな山を堪能。
緑の木々の上に槍、穂高が霞みます。
木々の花、足元の花を見ながら、当時の高校生クライマーに思いを馳せながら下山しました。
信州・霧ヶ峰と美ヶ原高原を訪ねた。霧ヶ峰高原で山小屋経営者でエッセイストであった手塚宗求(1931-2012)の『山をめぐる人と書物』に昭和27年頃の富山の魚津高校・高瀬具康と長野の松本県高校岳部・手塚宗求の交流のことが描かれていた。彼らは当時としては超高校級の岩登りを主体として活動、美ヶ原の烏帽子岩でザイルを結びあい岩登りの訓練をしたことが書かれている。老残の後輩2人で烏帽子岩を確認に行きました。
手塚宗求さんの経営された、コロボックリ小屋に寄り、手塚さんの残された著書や山道具のピッケル、ランプ等を見せていただき、当時を偲んできました。
霧ヶ峰はまだニッコウキスゲには早く、ようやく木々が芽吹きだしたところでした。
車山付近から槍、穂高方面です。
翌日、先輩たち高校生が岩登り道具のザイル、カラビナ、ハーケンなどの装備を担ぎ、松本から女鳥羽川を一ノ瀬の林道から烏帽子岩への道を辿りました。
彼らはバス停から1時間で烏帽子岩に着いたそうです。
1400m付近のスッキリとした針葉樹林と羊歯です。
富山ではこんな光景には出会えません。
今日は2時間半で烏帽子岩の頭に到着。烏帽子の神々が座しています。
烏帽子の頭から右手下方の烏帽子岩です。
右手に落ち込むガレ場を下り、右の岩稜に取りつくのがルートです。下部から40mザイルで2ピッチ、手ごわいルートです。彼らはここで岩登り訓練を行い、穂高、剱の岩場を駆け巡ったのです。
あの頃の高校生の熱い思いを感じました。
平日の山行は誰にも出会うことなく、静かな山を堪能。
緑の木々の上に槍、穂高が霞みます。
木々の花、足元の花を見ながら、当時の高校生クライマーに思いを馳せながら下山しました。
2018-05-28 15:56
コメント(1)
東北の桜巡り [旅の報告]
谷 和代
4月30日~5月1日と、東北の春を求めて秋田、青森、岩手と桜巡りに行ってきました。
岩木山神社からひとりクマにおびえて登った岩木山、百名山中、避難小屋にカメラを忘れて写真の残っていない岩手山・・・見るだけでも、登山道が瞼に浮かぶ山々をバックに咲き誇る桜を堪能してきました。
4月30日、北上展勝地のソメイヨシノは満開を過ぎていましたが、花吹雪の中、トテ馬車が可愛いですねー。
桜の中から焼石連山、右端が駒ヶ岳でしょうか。
展勝地の中の満開の枝垂れ桜。
北上川を泳ぐ鯉と桜。
4月30日、2か所目の桜は おなじみの黒い塀に枝垂れ桜の角館。たくさんの人をなんとか避けて撮った1枚。
今夜の宿は、安比高原。ライトアップが綺麗でした。
5月1日、晴天の弘前城(只今、石垣修理中で中央付近に移動しています)。
弘前城からの名峰・岩木山(1625m)。別名いわき富士が綺麗でした。
弘前城、西のお堀でボートからの桜と花筏。
NHK朝ドラ「どんど晴れ」で一躍有名になった岩手、小岩井牧場の一本桜と岩手山(2038m)。
最後は盛岡の石割桜、満開を過ぎてちょっと寂しいけど見ごたえがありました。
4月30日~5月1日と、東北の春を求めて秋田、青森、岩手と桜巡りに行ってきました。
岩木山神社からひとりクマにおびえて登った岩木山、百名山中、避難小屋にカメラを忘れて写真の残っていない岩手山・・・見るだけでも、登山道が瞼に浮かぶ山々をバックに咲き誇る桜を堪能してきました。
4月30日、北上展勝地のソメイヨシノは満開を過ぎていましたが、花吹雪の中、トテ馬車が可愛いですねー。
桜の中から焼石連山、右端が駒ヶ岳でしょうか。
展勝地の中の満開の枝垂れ桜。
北上川を泳ぐ鯉と桜。
4月30日、2か所目の桜は おなじみの黒い塀に枝垂れ桜の角館。たくさんの人をなんとか避けて撮った1枚。
今夜の宿は、安比高原。ライトアップが綺麗でした。
5月1日、晴天の弘前城(只今、石垣修理中で中央付近に移動しています)。
弘前城からの名峰・岩木山(1625m)。別名いわき富士が綺麗でした。
弘前城、西のお堀でボートからの桜と花筏。
NHK朝ドラ「どんど晴れ」で一躍有名になった岩手、小岩井牧場の一本桜と岩手山(2038m)。
最後は盛岡の石割桜、満開を過ぎてちょっと寂しいけど見ごたえがありました。
スリランカ・3つの登山 [旅の報告]
KFCオプションツアー・スリランカ報告(田口会長)
木本、谷和代、田口の3人で、1月22日から28日までインド洋に浮かぶセイロン島に出かけた。
1月23日 山登りの前日は優雅に
チャールズ皇太子もここで写真を撮ったイギリス御用達茶園にて
この日の午後はヌワラエリヤにあるイギリス御用達茶園のお茶工場「DRIVE THROUGH TEA GARDEN」を見学しました。茶摘み体験をし、工場で試飲、おいしかったです。
茶摘み娘を体験
1月24日 ホートンプレインズ国立公園内のワールズエンド・トレッキング
1周約7km、標高2000m以上のアップダウンのある山地の周回トレッキングである。コースの最高地点は2300m、小雨のなかを約4時間歩いた。
ワールズエンドの崖 強風が吹いてました。
ワールズエンドとされた場所は崖が切り立っていて、発見者のイギリス人ロバート・ホウトンは世界の終わりと思われたのであろう。
下を見るとこんな感じ。霧が出ていました。
1月25日 アダムスピーク登山
聖山アダムスピーク
2230mの山頂は仏教(釈迦の足跡)、ヒンドゥー教(シヴァ神の足跡)、イスラム教(預言者アダムの足跡)、キリスト教(アダムが楽園を追放され、ここに降りた、または使途セント・トーマスに因む)の4大宗教の聖地である。1000年前から各宗派の信徒が巡礼登山をしてきたそうだ。
ホテルの標高は1251m、ホテルから200mほど歩けば登山口である。登山道はほぼ階段が整備されていて、7kmの山道はトータル5888段、登山口から2kmに日本寺(日本山妙法寺の末寺)のパゴダ、中間地点には登山の安全を祈願する絹糸奉納、山頂直下の200段は勾配60度かとも思える厳しい手すりに掴まっての登りである。
スリランカ人は何か願いことがあるとアダムスピークに登るそうで、2、3歳の幼児を抱いた若い夫婦が幾組も激しい雨のなかを登っていた。
雨の山頂
登りの時間は3人とも4時間、下りは木本、谷が2時間半、田口は3時間半であった。
登山道に灯がともる
1月26日 シギリア・ロック登山
標高360m、岩体高180mのこの岩山は紀元前3世紀に伝来した仏教の最初の修行地である。後には王宮としても利用された。セイロン島への仏教の導入はインドのマウリア朝のアショカ王(在位紀元前268~232年)の尽力によるとされる。
シギリア・ロック山頂
この岩山に登るのも階段で、山頂まで1202段、階段はほぼ金属製である。平野の中に突出するこの岩山、山頂からの眺望よりも少し離れた下からの眺めの方が素晴らしい。
木本、谷和代、田口の3人で、1月22日から28日までインド洋に浮かぶセイロン島に出かけた。
1月23日 山登りの前日は優雅に
チャールズ皇太子もここで写真を撮ったイギリス御用達茶園にて
この日の午後はヌワラエリヤにあるイギリス御用達茶園のお茶工場「DRIVE THROUGH TEA GARDEN」を見学しました。茶摘み体験をし、工場で試飲、おいしかったです。
茶摘み娘を体験
1月24日 ホートンプレインズ国立公園内のワールズエンド・トレッキング
1周約7km、標高2000m以上のアップダウンのある山地の周回トレッキングである。コースの最高地点は2300m、小雨のなかを約4時間歩いた。
ワールズエンドの崖 強風が吹いてました。
ワールズエンドとされた場所は崖が切り立っていて、発見者のイギリス人ロバート・ホウトンは世界の終わりと思われたのであろう。
下を見るとこんな感じ。霧が出ていました。
1月25日 アダムスピーク登山
聖山アダムスピーク
2230mの山頂は仏教(釈迦の足跡)、ヒンドゥー教(シヴァ神の足跡)、イスラム教(預言者アダムの足跡)、キリスト教(アダムが楽園を追放され、ここに降りた、または使途セント・トーマスに因む)の4大宗教の聖地である。1000年前から各宗派の信徒が巡礼登山をしてきたそうだ。
ホテルの標高は1251m、ホテルから200mほど歩けば登山口である。登山道はほぼ階段が整備されていて、7kmの山道はトータル5888段、登山口から2kmに日本寺(日本山妙法寺の末寺)のパゴダ、中間地点には登山の安全を祈願する絹糸奉納、山頂直下の200段は勾配60度かとも思える厳しい手すりに掴まっての登りである。
スリランカ人は何か願いことがあるとアダムスピークに登るそうで、2、3歳の幼児を抱いた若い夫婦が幾組も激しい雨のなかを登っていた。
雨の山頂
登りの時間は3人とも4時間、下りは木本、谷が2時間半、田口は3時間半であった。
登山道に灯がともる
1月26日 シギリア・ロック登山
標高360m、岩体高180mのこの岩山は紀元前3世紀に伝来した仏教の最初の修行地である。後には王宮としても利用された。セイロン島への仏教の導入はインドのマウリア朝のアショカ王(在位紀元前268~232年)の尽力によるとされる。
シギリア・ロック山頂
この岩山に登るのも階段で、山頂まで1202段、階段はほぼ金属製である。平野の中に突出するこの岩山、山頂からの眺望よりも少し離れた下からの眺めの方が素晴らしい。
楽しかったアイスランド3日間 [旅の報告]
横須賀市在住のKFC会員の谷和代さんからアイスランド報告です。
11月にアイスランドに行きました。
ロンドンのヒスロー空港から3時間でケフラヴィーク国際空港着。
1日目はレイキャヴィークのホテルへ。
2日目は、シンクヴェトリル国立公園の世界初の民主議会アルシンギ開催場所を見学。
ユーラシアプレートと北米プレートが引き合い年1~2㎝程度広がっているという
地球の割れ目「ギャウ」を歩き、約5分間隔で30mの高さに吹き上げるストロックル間欠泉を見学。
付近にはいくつもの間欠泉があった。
地球の割れ目「ギャウ」今でも毎日動いているそうです。
ストロックル間欠泉
続いて、ラングヨートル氷河から轟音とともに流れ落ちるグトルフォスの滝を見学。
真夜中に1時間かけて真っ暗な草原でオーロラ鑑賞。
寒くはないがボヤーとして「これが、オーロラ?」という感じ。
3日目は、いくつかの滝見学で丁度、虹がかかったスコガフォスの滝を眺めた。
滝の近くに鬣の美しいアイスランドの馬が草を食んでいた。
遠くミールダルスヨークトル氷河を望む。
スコーガフォスの滝に虹がかかりました。
アイスランドの馬は鬣がふさふさできれいです。
夜10時歩いて再びオーロラ鑑賞。今夜は、1時間ほど待って、刻々と変わるオーロラを鑑賞することができた。
けれど、私のカメラではとらえることが出来ませんでした。残念!
4日目、1986年10月 レーガン大統領とゴルバチョフ書記長がこの地で会談し、冷戦が終結した場所を見学。
今は迎賓館だそうですが、可愛い家です。
ホージーハウス
午後はアイスランドのあちこちの地熱による温泉のひとつへ。
世界最大級のミネラル豊富なアクアマリン色の露天風呂です。
泥パックやバーなど楽しみました。
ブルーラグーンの姫
現地正味3日間の楽しい旅でした。
11月にアイスランドに行きました。
ロンドンのヒスロー空港から3時間でケフラヴィーク国際空港着。
1日目はレイキャヴィークのホテルへ。
2日目は、シンクヴェトリル国立公園の世界初の民主議会アルシンギ開催場所を見学。
ユーラシアプレートと北米プレートが引き合い年1~2㎝程度広がっているという
地球の割れ目「ギャウ」を歩き、約5分間隔で30mの高さに吹き上げるストロックル間欠泉を見学。
付近にはいくつもの間欠泉があった。
地球の割れ目「ギャウ」今でも毎日動いているそうです。
ストロックル間欠泉
続いて、ラングヨートル氷河から轟音とともに流れ落ちるグトルフォスの滝を見学。
真夜中に1時間かけて真っ暗な草原でオーロラ鑑賞。
寒くはないがボヤーとして「これが、オーロラ?」という感じ。
3日目は、いくつかの滝見学で丁度、虹がかかったスコガフォスの滝を眺めた。
滝の近くに鬣の美しいアイスランドの馬が草を食んでいた。
遠くミールダルスヨークトル氷河を望む。
スコーガフォスの滝に虹がかかりました。
アイスランドの馬は鬣がふさふさできれいです。
夜10時歩いて再びオーロラ鑑賞。今夜は、1時間ほど待って、刻々と変わるオーロラを鑑賞することができた。
けれど、私のカメラではとらえることが出来ませんでした。残念!
4日目、1986年10月 レーガン大統領とゴルバチョフ書記長がこの地で会談し、冷戦が終結した場所を見学。
今は迎賓館だそうですが、可愛い家です。
ホージーハウス
午後はアイスランドのあちこちの地熱による温泉のひとつへ。
世界最大級のミネラル豊富なアクアマリン色の露天風呂です。
泥パックやバーなど楽しみました。
ブルーラグーンの姫
現地正味3日間の楽しい旅でした。