SSブログ

スリランカ・3つの登山 [旅の報告]

KFCオプションツアー・スリランカ報告(田口会長)

 木本、谷和代、田口の3人で、1月22日から28日までインド洋に浮かぶセイロン島に出かけた。

1月23日 山登りの前日は優雅に

IMG_0588.JPG
チャールズ皇太子もここで写真を撮ったイギリス御用達茶園にて

 この日の午後はヌワラエリヤにあるイギリス御用達茶園のお茶工場「DRIVE THROUGH TEA GARDEN」を見学しました。茶摘み体験をし、工場で試飲、おいしかったです。
IMG_0591.JPG
茶摘み娘を体験

1月24日 ホートンプレインズ国立公園内のワールズエンド・トレッキング

 1周約7km、標高2000m以上のアップダウンのある山地の周回トレッキングである。コースの最高地点は2300m、小雨のなかを約4時間歩いた。

DSC02427.JPG
ワールズエンドの崖 強風が吹いてました。

ワールズエンドとされた場所は崖が切り立っていて、発見者のイギリス人ロバート・ホウトンは世界の終わりと思われたのであろう。
DSC02426.JPG
下を見るとこんな感じ。霧が出ていました。

1月25日 アダムスピーク登山

IMG_0625.jpg
聖山アダムスピーク

 2230mの山頂は仏教(釈迦の足跡)、ヒンドゥー教(シヴァ神の足跡)、イスラム教(預言者アダムの足跡)、キリスト教(アダムが楽園を追放され、ここに降りた、または使途セント・トーマスに因む)の4大宗教の聖地である。1000年前から各宗派の信徒が巡礼登山をしてきたそうだ。
 ホテルの標高は1251m、ホテルから200mほど歩けば登山口である。登山道はほぼ階段が整備されていて、7kmの山道はトータル5888段、登山口から2kmに日本寺(日本山妙法寺の末寺)のパゴダ、中間地点には登山の安全を祈願する絹糸奉納、山頂直下の200段は勾配60度かとも思える厳しい手すりに掴まっての登りである。
 スリランカ人は何か願いことがあるとアダムスピークに登るそうで、2、3歳の幼児を抱いた若い夫婦が幾組も激しい雨のなかを登っていた。
IMG_0651.jpg
雨の山頂

 登りの時間は3人とも4時間、下りは木本、谷が2時間半、田口は3時間半であった。
IMG_0660.jpg
登山道に灯がともる

1月26日 シギリア・ロック登山

 標高360m、岩体高180mのこの岩山は紀元前3世紀に伝来した仏教の最初の修行地である。後には王宮としても利用された。セイロン島への仏教の導入はインドのマウリア朝のアショカ王(在位紀元前268~232年)の尽力によるとされる。

IMG_0711.JPG
シギリア・ロック山頂

 この岩山に登るのも階段で、山頂まで1202段、階段はほぼ金属製である。平野の中に突出するこの岩山、山頂からの眺望よりも少し離れた下からの眺めの方が素晴らしい。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。