木本桂春

 相変わらずの低山徘徊です。この山は富山県の最北端の海岸線に近いところにあります。新潟県とは境川を一歩越えればという近さにあります。今は大鷲山とありますが江戸時代の絵図には馬場山と記載されていました。今年の干支の酉の山と駒の山に対で登れました。雪も消えたので林道で取付まで車で入るつもりでしたが倒木で歩いて取付の500mへ。


春も進み、イワウチワとショウジョウバカマの群落にあう。

             
少し登ると雪椿が雪に解放されお出迎えです。

              
陽だまりの600m付近で山毛欅の芽吹きにあう。
       

この上では緑に会いませんが、純白のタムシバが咲き始めています。


700m残雪の上にはマンサクがやっと咲いています。                


頂上からは剱岳北方稜線、下駒三山が見えるはずでしたが
運悪く、雲で下駒ヶ岳しか見えませんでした。

                  
頂上から望む越中宮崎海岸線です。翡翠海岸と呼ばれ海ぎわで運が良ければ翡翠を拾えることもあります。山の麓には縄文時代に翡翠を加工した遺跡があります。
                  
4月20日の散歩でした。