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雪山散歩(2)負釣山 [登山報告]

木本桂春

弥生、最後の山は我が町の最高峰・負釣山です。
今日の山は手ごわいので相棒と2人です。
通常ルートの道が土砂崩れで雪の谷から登ります。
取付ルートを少し間違い想定外の尾根を経て、通常ルートの4合目に登り、雪をからみながら、最期の9合目の登りです。
雪の無い時は何でもないのですが、雪が多く頂上直下、100m程は堅い雪に長靴を打ち込み、頂上に達します。

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負釣山頂上から見えた上駒ヶ岳(白馬岳)方面
 
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黒部峡谷を挟んで越中駒ヶ岳から剱岳

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黒部川扇状地を白い黒部川が蒼い富山湾に流れ、霞んで見えるのが能登半島

下山は雪面を慎重に下ります。

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上にはマンサクの花

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足もとにはショウジョウバカマ、イワウチワなど

6合目から谷に下ります、春の底雪崩。
この下に大滝15mが出てきて、高巻き1時間、辛く緊張させられた下りでしたが、久しぶりに筋肉痛の残る山行で満足。


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今年2回目の守屋山踏破 [登山報告]

北村健治

3月23日(金)快晴。朝から絶好の山日和でした。 
3月の駒ヶ根滞在のため6:30頃には青梅を出立した。 
圏央道・中央道とも順調に走破して、双葉ICからR20国道を西進した。
左に鳳凰三山を眺めながら北杜市に入り、甲斐駒ヶ岳広域農道に曲がり、
右に八ヶ岳の素晴らしい展望をのんびりと楽しんだ。

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北杜市武川付近から八ヶ岳を望む。

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背後には、甲斐駒ヶ岳を望める。いずれも二日目の新雪で真っ白である。

白州から、R20国道に戻り、道の駅「蔦木宿」で休憩。
10:00すぎに、R152国道の杖突峠に車を止めた。
身支度をして、雪を踏んで歩き始め、11:00ころ分杭平キャンプ場を通過した。

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分杭平休憩所より、登山道(しめ縄をくぐる)を見る。

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分杭平付近、積雪のカラマツ林。

約40分ほどで、東峰(守屋神社奥の院)を通過、
12:00ころ西峰(1650.3m:一等三角点)に立った。
中央アルプス・北アルプスは、西側からの雲に覆われているが、
東側から南へ南アルプス・八ヶ岳連峰・関東山地方面、
北側には美ヶ原・霧ヶ峰の新雪に覆われた山肌が美しい。

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守屋山西峰より、北東方向に蓼科山・北八ヶ岳方面を望む。

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左手カラマツ林の向うに美ヶ原・中央の諏訪湖の向うに霧ヶ峰を望む。

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中央アルプス連峰を望む。

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南アルプス連峰(甲斐駒・北岳・仙丈ヶ岳・塩見岳など)を望む。

西峰の下にあるラビットハウスで友人と交流して、12:35雪道を折り返し、
13:00には東峰を通過し、13:50に杖突峠に下山した。

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雪山散歩(1)仁王山~黒菱山 [登山報告]

木本桂春             

一気に春がやってきました。雪上を闊歩とはいきませんが、一生懸命歩きます。
3月25日、6時8分太陽が昇ります。今日は海から10km入った笹川源流の山です。途中の道路わきに車を置き、残雪の上を登山口へ。一部は雪が解けて道が出ていますが500m以上は雪中です。尾根上にマンサクの花が咲いていました。


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山毛欅の根開き、春は穴の底。

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南保富士を越え仁王山784m。

ここから200mほど下り、黒菱山まで広く、長大な尾根を黙々と登り続けます。

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後ろに越中駒ヶ岳です。雪庇を付け、貫禄十分です。

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ささやかな雪崩です。

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右手に初雪山と犬ヶ岳です。

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仁王山から2時間で黒菱山1042mに着きます。

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左が白鳥山、右が下駒ヶ岳。
先週よりだいぶ近くなりました。
帰りは雪が腐り、足重く下山です。それでも8時間近く歩けたので満足でした。
朝早く、帰りが遅いので誰にも会わない、いい山でした。


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駒峰山 [登山報告]

高田健三

駒峰山という里山を試登しました。

駒峰山(489.6m)は、仙台市作並温泉近傍の広瀬川と新川(ニイカワ)川とに挟まれた尾根上の小ピークで登山道のないヤブの里山です。

2013年6月に偵察した折。ヤブが酷い、近傍に駐車スペースがない。などから、落葉後の積雪か残雪を利用して登るしかない、駐車は作並温泉の旅館を利用するしかない、とわかった。

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作並温泉近傍からの駒峰山

3月24日、前日に作並温泉「かたくりの宿」に宿泊した。
登山ルートは、駒峰山山頂からやや北に伸びている尾根を忠実に登ることにした。入山して間もなくは残雪を利用して登れたが、尾根上に出ると全く残雪が消えてしまっていた。ただ、小灌木は葉を落としているので登るには特に苦にはならなかった。途中にはヒトリシズカが迎えてくれていた。

登り初めて約1時間10分で駒峰山山頂に至った。
山頂の展望は葉のある時は全く望めないが、この時期は樹の間から周囲の山々が望まれた。特に大東岳(1365m)、面白山(1264m)は真っ白の山容を、面白山の南に位置する無名峰(1025m)は三角錐の美しい真っ白な姿を見させてくれた。

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駒峰山山頂

下山は往路を下ったが、傾斜が急で、足腰の悪い高齢者の私はスッテンコロリを重ねながら下った。





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雪の低山徘徊(3) [登山報告]

木本桂春

今年は雪に随分といじめられた、そんな雪の中の出来事です。

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馬鬣山の羚羊
昨年暮れに見た羚羊です、大雪の中で太って健在です。

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権現山の猿の腰掛
雪が多いと低山藪山を簡単に行くことが出来ます。猿の腰掛は、20年程前に漢方薬としてブームになり、知り合いにせがまれ、黒部奥山で採ったことがあります。一生懸命煎じて飲んでいましたが、あっさりこの世を去りました。

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負釣山中ノ谷の岩魚
3月、岩魚の解禁です。雪をかき分けて、負釣山山麓の中ノ谷へ。不運にも釣られた岩魚です。

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雪の低山徘徊(2) [登山報告]

木本桂春

大鷲山(馬場山)

富山・新潟の県境の海抜0mの翡翠海岸近くから917mの山頂を目指します。

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650m付近からの日本海            
冬を越えた穏やかな波模様に見とれます。

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頂上から黒部川扇状地・富山湾・能登半島

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左へ目を転じると白山連山

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さらに黒部の入り口から僧ヶ岳・越中駒ヶ岳・毛勝山・剱岳

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東方に左から白鳥山・下駒ヶ岳・犬ヶ岳
 
雪中、往復5時間の一人旅です。
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雪の低山徘徊(1) [登山報告]

木本桂春

今年は雪が多く、里山さえなかなか近くまで行けません。
下の写真は糸魚川駒ヶ岳山麓から見たカネコロ氷瀑です。
何年もこんな見事なものを見たことはありません。

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1月の氷瀑。
        
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2月下旬には氷瀑は消えました。

戸倉山
 2月26日、糸魚川市消防署の訓練登山でラッセルがあり、登頂のチャンスでしたが、日中はカンジキでも雪に潜り敗退。ただし、下りに最短ルートのラッセルが出来ました。
 27日、陽の上がる前に登ります。雪は堅く締まり、長靴をはきます。
               
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 左は立山森林組合ご用達、先端に鉄板、裏に鋲が打ってあり、氷雪の急斜面用。
今日は右の一般の長靴で登ります。
 快適な雪の上を頂上へ。四方八方の山が見えていました。

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雪の雨飾山
              
干支の山・犬目山
 雪が多いので近くの犬ヶ岳は登れないので、雪の無い犬目山に遠征してみました。早朝に家を出て日帰りです。大月で高速道路を下ります。駒橋―猿橋―鳥沢―犬目と干支にちなんだ地名を通過します。犬目に車を置き、尾根に取りつきます。早速、白馬不動尊に出会います。雪を警戒して鋲付き長靴で登りますが、雪はありません。杉、檜の林を抜け、尾根上へ。背後に見えるはずの富士山も曇の中で見えませんでした。カラマツ林を抜けると頂上ですが、北斎と広重の描いた富士山は見ることができませんでした。雪の無い山は味気ないですね。

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雪の無い犬目山(扇山)
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雪の小浅間 [登山報告]

谷 和代

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2月24日、雪の小浅間に登りました。風で山頂標識も倒れていました。

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小浅間から浅間山を望む。

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25日、峰の茶屋から白糸の滝へ自然歩道をたっぷりの雪の中歩きました。

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白樺が綺麗です。

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細い流れの白糸の滝。
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箱根駒の現在 [登山報告]

髙田健三

 1月30日、箱根駒ヶ岳に行って参りました。行ったと言っても平成27年5月の大涌谷火山性ガス噴出によって、駒ヶ岳への登山各ルートは現在も入山禁止になっています。従って、唯一登れるルート・箱根駒ヶ岳ロープウエーにて往復した楽ちん登山でした。

箱根駒ヶ岳三角点附近DSCN3735.JPG
箱根駒ヶ岳三角点(1,327m)附近。
ここの三角点は地面と同一レベル面なので、積雪で探せませんでした。

箱根駒ヶ岳山頂祠DSCN3761.JPG
箱根駒ヶ岳山頂(1,356m)の祠(駒形権現)と奥に箱根元宮(奥宮)。
当日、小田原駅は晴れていましたが、箱根湯本付近では雪が降り出しました。箱根山を下ってくる車は10cm位の雪を載せていました。

山頂の星野様DSCN3753.JPG
箱根駒ヶ岳山頂(1,356m)の岩塊群。
故星野富雄会員にお参りして参りました。

 草津白根山の噴火や蔵王山群の火山噴火レベル2への昇格など、火山の話題が伝わって参りますが、今回、路線バスから大涌谷周辺を見ますと、大涌谷附近の水蒸気の噴出が平成28年1月より多いのではと思いました。

 また、坊が沢登山口を見たところ、恒久的な鉄製の入山禁止フェンスが施設されていました。
                
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南総富山(とみさん)幹事報告 [登山報告]

田中相佐子

1月15日 房総富山(とみさん)  

参加者:谷、伊達、石橋、たかみつ、田中
  
 お天気にも恵まれ、今年最初の山行は千葉県南房総の冨山でした。

 10時30分岩井駅集合。女性5人のみ、未着の田口さんに電話すると
「今、君津、ここから帰ります」との事。
せっかく近くまで来られたのに残念でした。

 最初に福満寺に参詣し、登山の安全を祈願した後に、どんどんと急坂
を登ります。1合目、2合目と目印もしっかりしており、路傍の水仙の
香りや、木々の合間から見える景色に励まされながら、12時には南峰に
着き 小休止後すぐに北峰へ向かいました。

 北峰は以前、皇太子ご夫妻も登られたことがあるとのことで、ベンチや
展望台も整備されていました。

 少し雲がありましたが良い天気で、富士山・伊豆大島・東京観音・横浜
ベイブリッジ等が見渡せ最高の景観でした。

 昼食後、伏姫籠穴を見学した後、小中学校横から4人は直接岩井駅へ向
かわれましたが、私は「道の駅」へ寄り道をしたあと、海からの向い風に
逆らいながら必死に走り、14時52分の電車で皆んなと一緒に帰ることがで
きました。
(写真は、谷さん、高光さんのポストをご覧ください)
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