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雪の森でいっぱい発見! [会員連絡]

スノーハイクの楽しさをKFC会員の石橋清美さんに書いていただきました。
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 2月7日から8日の2日間、奥日光の光徳クロスカントリースキー・日光アストリアホテル専用コースに行ってきました。東武日光駅から約1時間余り、バスに揺られ光徳温泉のホテルに入り早速スノーシューの準備をしてクロスカントリコースに出ました。いくらか吹雪き始めていましたが、安全に歩けるコースを確認した上で4人で元気にスタート。
 時折すれ違うクロカンの方たちと挨拶を交わしながら行くと2km地点を過ぎたあたりから風も雪も強くなってきました。丁度昼餉の時刻となったのですが、吹雪いて食事に適したところがありません。あの木の陰? この盛り上がった雪の後ろ? とうろうろ。仕方なく吹雪が弱くなったところで立食。田中さんは温かいお湯を「おいしーい!」とほっとした様子で飲んでいました。持って行った昼食のパンは、凍りそうなくらい冷えていました。でも少し元気が出て、また歩きます。止まっていたので体が冷えたけど、お腹にものを入れたせいか少し温まってきました。
 帰路は順調に進み、光徳沼のところでは写真を撮ることができました。せっかく2日間のバスのフリーパスがあるというのでホテル前から出ているバスを使い、またまたスノーシューを持って湯滝まで行きました。雪はどんどん深くなり、人っ子一人いないところでしたが、湯滝がゴンゴンと流れており寒さも吹き飛ぶようでした。帰りのバスの時間が迫っていたのですぐに戻らなくてはなりませんが、登りに弱い石橋は間に合わないなどどわめいていましたが、ショートカットの道があり、バスの時刻の5分前にバス停に着くことができ、安堵したものです。
 ホテルに帰り温泉で冷えた体をじっくりと温め、のんびり食事を取ることができました。また寝る前に温泉につかり、幸せなひと時を過ごしました。
 2日目は、山コースです。朝から晴れて男体山もよく見えます。夕べの吹雪と降雪であたり一面真っ白。はじめは調子よく進めましたが、途中で進行方向を示す目印のリボンが見当たらなくなり、右往左往。
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やっと見つかり再びコースを進んでやっとコースの最高地点にあたるところにたどり着きました。
 その間木々の肌を見て樹木の名を谷さんに教わったり、熊の爪痕(大分古い)を見たり、鹿の足跡を目で追ったりといろいろな場面に遭遇しながら、楽しんで歩き回ることができました。木の枝が落ちた後が猿の顔に似ているのも見つけたりしました。
 光徳池近くの牧場のそばで、しきりとシャッターを切っている方がいたので「何を撮っているのですか」と聞いたところ「川のへりにたれている雪の形を撮っている」とのこと。丁度よいところにいたと思い、男体山をバックに記念写真を撮っていただきました。さすが一眼レフを構えていらしただけあっていい写真が撮れていると思いますよ。
 木の上には枝の皮をめくって何か餌を見つけている小鳥がいました。木の枝の上を縦に上手に歩いていたのですがコゲラではないようでした。
 まもなくホテルに戻り、この日は温かい場所で昼食を摂ることができました。
 両日とも5kmのコースを伊達樹里さんの案内で、約3時間ほどかけて歩きながらいろいろ観察して回りました。来シーズンはクロスカントリースキーも挑戦してみたいと思います。ぜひ皆様ご参加ください。
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