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佐伯邦夫さんの2冊の新刊 [山の話題]

わがKFCにとっては越中駒ヶ岳登山道開設の恩人である佐伯邦夫さん。
その佐伯さんが富山の登山の集大成となる本を2冊相次いで出版されました。

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『とやま山と人』
佐伯邦夫 著
北日本新聞社/1620円

山を知りつくした魚津の登山家・佐伯邦夫氏の「山ばなし」を集めた最新エッセイ集。風の山・僧ヶ岳、毛勝三山と氷河、立山の「点の記」、剱岳登山の歴史……いつも眺めているあの山々の意外な一面がここに。田部重治や宇治長次郎、吉沢庄作など近代登山の先駆者から、江戸や万葉の時代まで、はるかな先人たちの足跡を追う。熟練の山岳人による豊穣な語りは、読んでおもしろくためになる。次代に残したい「山の教科書」。
2016年12月発刊。

佐伯邦夫(さえきくにお)
1937年、魚津市に生まれる。魚津西中学・魚津高校・桜井高校・泊高校などで教師。傍ら登山・山野スキーの啓発に尽瘁。「魚津岳友会」を指揮、「パラダイス歩くスキー教室」を主宰。山岳関係のライターとしても早くから活動。『ぶどう原に雪降り積む』(北国出版社、1974年)、『会心の山』(中央公論社、1982年)などが代表作。

本書の姉妹編である山行記集『追憶の山々』も2017年2月に刊行された。
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『追憶の山々』
佐伯邦夫 著
山と渓谷社/1620円 

剱岳周辺山域に数々の足跡を遺した著者が、終生忘れ得ぬ山行を記した、読むことで「山」を感受する畢生の山行記二十四編。
富山を、そして日本を代表する岳人・佐伯邦夫氏が、記憶にのこる過去の代表的な山行の足跡を記録。

I 立山・剱岳・黒部
2000年元旦の立山/ある早月尾根登攀記/ある雨の剱沢日記/「赤谷山」登山道開削私記/“馬場島"から“欅平"―ブナクラ峠越え/黒部奥鐘山南面ルンゼ/
II 僧ヶ岳
初めての僧ヶ岳/ ある雪の僧ヶ岳登山/別又谷から成谷山へ/「僧ヶ岳片貝コース」との関わり/越中駒ヶ岳登山道開設
III 毛勝三山
毛勝山冬季初登頂/初めて毛勝三山をめぐる/わが大明神山/大倉山桂又谷遡行
IV 飛越・加越国境の山
金剛堂山竜口谷スキー滑降/白木峰から金剛堂山へ/飛騨白川郷から笈ヶ岳/越中五箇山境谷敗退
V 西頸城の山
明星山南面の開拓私記/明星山から黒姫山へ/1974越後烏帽子岳/17年ぶりの吉尾平/海ヶ平再訪



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