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巾着田の彼岸花 [日々散策]

谷 和代

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9月23日、山仲間とハイキングと巾着田の彼岸花を見に行ってきました。

三連休の真ん中。しかも、天気予報は何とか今日が晴予報のためか電車は満員。狭い高麗駅は下車する人でホームは身動きができないほどの人であふれていました。私たちは帰りを心配しつつ、一つ先の武蔵横手駅で下車。

こちらも大勢の人でにぎわっていましたが、それぞれ準備をして、五常の滝を目指して出発。ところが、五常の滝は私有地とのことで、真新しい門扉があり、中に入ることができず見ることはできませんでした。

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日高市の独特な標識。

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物見山(375m)山頂は展望はありませんでした。

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物見山からは一旦、舗装路に出て再び登山道に入る。前日の雨で滑りやすい土と岩の道を日和田山山頂(305m)に着く。

狭い山頂は大勢の人でにぎわっていました。いよいよ、巾着田を目指して下山。

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女坂と男坂の合流地の鳥居から見える巾着田
周りの緑の木々の下に彼岸花が咲いています。
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男坂と女坂の合流点。
私たちは下りなので安全な女坂を下る。

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シロバナの彼岸花三兄弟です。

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巾着田からの日和田山です。

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藤野の峰山 [登山報告]

谷 和代

 9月13日、藤野の里山で、かっては燃料の宝庫であった峰山に行ってきました。
 暑さの残る登山道入り口にはヒル除けの薬剤が置かれていて、早速靴に吹き付けて登山道に入りました。

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山頂手前には「水神」、「雷神」、「風神」の3つの石塔があり、五穀豊穣を願って造立されたようです。

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真ん中のくぼんだ所が厳道峠、晴れていればその左に富士山が見え、大室山へと続きます。
峠の右の高い山が朝日山(赤鞍ケ岳)、道志の山々です。

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山頂には古峯神社が建立され、祭神は日本武尊。開運、火防などの心願成就などの神と書かれていました。

 靴に吹きかけた薬剤が効かなかったのか、時々靴にとりついたヒルを落としたのに家に着いたら、一か所血を吸われていました。

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雨、それもよかろう朝日岳 [登山報告]

木本桂春

今年の山行計画にと決めていたが、この夏の暑さには登行欲がわかない。涼しさの秋が来た、気力を呼び戻して、朝日岳に向かう。
3連休を避けて、1日前に出て、登頂後すぐに下ることにする。
 
雨の北又小屋を未明から歩き出す。辛いイブリ尾根を5合目へ。

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ナナカマドとオオカメノキの赤い実の秋。雨止み、雨具脱ぐ。
        
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7合目付近に咲く、オニシオガマ
       
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10合目・イブリ山から剱岳と毛勝三山。鞍部に見えるのは大日岳。右方向の越中駒ヶ岳は雲の中。

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眼前に草紅葉の朝日岳

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夕日ヶ原のイワキキョウ

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同じくミヤマリンドウ

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朝日小屋を通過して歩き始めて9時間頂上へ、雷鳥親子が4羽散歩で迎えてくれた。
         
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雷鳥の子です、親の3分の1ぐらい。


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頂上近傍の某所にある山友の墓に手を合せ、
「やっと来たよ」と語り合う。
    
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下山中に見た、夏の名残のハクサンフウロ
         
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朝日平の木道と朝日小屋
小屋に泊、小屋で働く昔の山仲間と久々に湯のみ酒で山を語る。

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翌朝、雨風の中を下山。今朝も雷鳥に出合う。
         
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夕日ヶ原の濃いトリカブト
         
道はジャブジャブの川となり、急な箇所で恐れていたスリップ2度。いやというほど歩かされ、北又小屋へ。

低山徘徊を続ける老残に頑張りの残り火があった。

「廃用症候群」という言葉を知った。人間の身体的・精神的機能は使わなければどんどん衰えていく、その衰えは老いてはさらに加速され起こるという。山登りを続けようとするには、この「廃用症候群」と闘ってそれなりの体力維持が必要という。
納得のいくまで頑張りたいものだ。
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駒ヶ根だより 2018-9-16 [山麓便り]

北村健治

9月もはや半ばになり、13~15日と駒ヶ根往復をした。
秋雨前線や台風の影響か、伊那谷もかなりの雨量があったようだ。
駒ヶ根の山家でも、クルミ、クリが落ち始めた。

13日は、早朝に青梅を出立、守屋山を往復。
09時には伊那市長谷公民館「戸台の化石」資料室に入室、まもなく作業協力者3名も到着。終日、今夏の採集試料の整理(データ化)、過去の採集試料の仕分け、番号ラベル張りなどを実施した。19:00退室。

14日午前中は、駒ヶ根山家で野良作業(根菜類手入れ、草刈りなど)。
午後は、伊那市長谷公民館「戸台の化石」資料室で、過去の採集試料の仕分け、作業室の片付けなど、17:30退室。

15日はほぼ終日雨降り。栗拾い、草刈りなど。
夜半には青梅に帰宅。

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山家に次々と咲く、四季咲きのヤマツツジ、右前方の宝剣岳は雲の中。

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雨降って一気に咲き始めたソバ

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カボチャのメバナ(雌花)

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色付き始めたコムラサキ

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(アカバナ)シダレモモの果実(香が強いが、食べると甘酸っぱい)

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土手に咲くユウガギク(代表的な白花のノギク)。



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定点登山=守屋山 [登山報告]

北村健治

今年の奇数月の守屋山往復も、5回目になった。

9月13日は、早朝青梅を出立して、日の出IC-諏訪南ICの中央高速利用で信濃路へ、05時30分には国道20号線経由152号線の杖突峠に車を止めた。

05時55分、身支度をして歩き始めると、林道の側溝が雨水により1mも浸食されている。
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えぐられるように浸食された側溝。
これは、茅野・伊那市境界尾根一帯を大規模な太陽光発電所工事のため、広大なカラマツ林や広葉樹林を伐採した結果として、雨水が人工的に排水されていることによる、多量雨水のいたずらである。台風21号時の降水量がかなりの数値であったと思われる。

06時ころ、分杭平を通過、山道が雨で洗われ、草に残る雨水で、オーバーズボンも重くなった。
07時02分、守屋山東峰に登頂、ガスで視界が悪く、07時07分には下り始めた。

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ガスの東峰、霧雨状態である。

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東峰付近の蕾を付けたヤマラッキョウ

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ひっそりと花をつけたワレモコウ

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秋雨の水分をしっかりと受け止めて咲いたノコンギク

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登山道脇で、立派な花穂を伸ばすサラシナショウマ

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分杭平の沢沿いに群生するシラヤマギク


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作業林道沿いに、ふっくらとした果胞を付けて直立するウバユリ


帰路歩きながら、秋の花、夏の花後の姿などを観察しながら、08時には、杖突峠に下山した。

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奥武蔵 丸山 [登山報告]

仲 徳治

奥武蔵 丸山 960m
平成30年9月8日 曇り
埼玉県横瀬町

北海道駒が中止になり空いたひにちを使って足馴らしをしてきました。
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芦ヶ久保駅前の案内看板
果樹公園村を通って丸山~大野峠~芦ヶ久保に帰るコースです。
西武線 芦ヶ久保下車 約4時間半

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対岸の山。左双子山、右武甲山。
雲が被さり頂上が隠れていました

コースには「猪、鹿の侵入防止の柵」があり、人が通ったら閉める様にと書いてあります。整備されたハイキング道ですが、熊に注意の標識もありました。

途中で、僕よりずーと高齢の登山者3人と出会いました。後ほど「駒ヶ岳ファンクラブ」のブログを見て下さいと話かけしました。

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頂上まであと100mの所に舗装道路
汗を拭き拭き、熊よけの笛を吹いて登ったのは何だったのだろう。

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丸山頂上
今日は曇天で展望はアウト。
晴れていると、北アルプス、八ヶ岳、中越山地も遠望出来るとか。
秩父山地は2億年前石灰岩体1億年前の付加体、2000万年前の海成層、200年前の河成段丘群等秩父盆地の地形、地質が同時に一望出来る。

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パラグライダーの発進場
白馬、箱根十国峠で見たが、ここが好環境? 小雨模様と追風で飛ばず。

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昼下がりの山里
狭い日本はこの様な所が至る所にあります。地が動きません様に。

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これは人が引っ掻き傷ついた山肌。
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チバニアン [日々散策]

谷 和代

猛暑の夏もどうにか落ち着いてきたようですね!
8月31日の暑いさなか、全く無知の私が単なる好奇心で、友人とチバニアンを見に行ってきました。

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五井駅から小港鉄道に乗り、上総牛久駅からトロッコ列車「里山トロッコ号」に乗り替えました。

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トロッコ列車車内はおしゃれです。

月崎駅で下車し、地層までは県道(通称「清澄養老ライン」)を歩いて約30分で田淵会館。そこから養老川沿いの地層までは500m。

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これが新聞で話題になったチバニアン
「白尾凝灰岩層(Byk-E)」:77万年前の長野県の古御岳火山の噴火の際に海に堆積した火山灰層で、その後隆起したもの。
最下部の赤の杭の部分が磁場が逆転していた時代の地層です。上部の緑の杭の部分が現在と同じ磁場の時代、黄色はその中間で磁場が不安定だった時代の地層。地球46億年の歴史の中で磁場(N極・S極)逆転が何度か起こっており、77万年前の最後の磁場逆転の痕跡はイタリアの2か所とここ養老川の3か所のみ。そしてここの地層にはっきりと残っていることから、中期更新世をチバニアン(チバの時代)と呼ぶことが決められたのでした。

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簡単な説明書き

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五井駅近くの手彫りトンネルは将棋の駒の形のようでした。

駅を出てから、会った人は、駅前に一軒あったお店の人、チバニアン見学の7グループと月崎駅の駅員2人だけでした。


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駒のつく神社を訪ねる(11)駒宮神社 [日々散策]

北村健治

 2017(H29)年11月、機会があって、久しぶりにあきる野市から桧原村を通って、都県境の甲武トンネルを抜け、長寿村で知られた棡原(椿)地区を経由し、鶴川から国道20号を西進、かなり紅葉した大月市猿橋から右に分かれて、国道139号を辿って旧七保村に入った。
 葛野川を左に右に、大島・葛野・田無瀬・下瀬戸・上平と北へ向い、瀬戸草木地区に入ると、駒宮入口の看板に気付いた。川向こう側の西向き斜面に見える数十軒の集落が駒宮地区である。
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 駒ヶ岳学講座シリーズⅠ「改訂 全国の駒名の神社リスト」を開くと、山梨県の項に、12件の駒名の神社が紹介されている。その7)に、駒宮神社(大月市七保町駒宮)がある。
 さて、駒宮地区は桂川に北から合流する葛野川の左岸わずかに開けた斜面に数十軒が点在する小集落で、地区のほぼ中央部分の山側に西向きに春日神社が鎮座している。

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駒宮地区の鎮守:春日神社鳥居

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モダンな拝殿

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立派な本殿が覆屋に守られている

 これが駒宮地区にある神社という意味で、いつの日かどなたかによって、駒宮神社と誤記されたものと思われる。折角訪ねたので、門前のお宅で訪ねてみたが、『駒宮神社』と呼んだことは「聞いたことがない」との返事であった。

 地区内には、将門の次男を祖先とするとの由緒ある酒井家でもお尋ねしてはみたが、裏山に富士浅間神社が祀られているが、その由来や駒宮の駒の由来は特に聞いたことがないとの話であった。この酒井家の屋敷からの富士山は素晴らしい眺めであった。

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地区最上部に構える酒井家次男

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酒井家屋敷の一角から、雪の富士山

 地区入り口の橋にも駒宮橋と名付けられているが、地区内に馬を引き入れるについて地区名から名付けられたとのことである。すると、駒宮の駒はいつからどんな意味で使われるようになったのかが不明である。


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駒宮地区の全景(酒井家は左上)

 駒宮からの帰路、大月市駒橋地区を通った。後日、駒橋の地名も調べたが、一説には、東隣にある有名な猿橋の地名に対抗して、造語した地名との説明があった。  

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甲斐駒の麓より 2018-8-30 [山麓便り]

平井英明

甲斐駒定点報告
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そばの花と甲斐駒

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蕎麦畑の先には富士山
 我が家の周辺の八ヶ岳山麓の田んぼ(当然、段々畑ならぬ棚田に近い田んぼ)は、耕作放棄の荒れ地は少ないものの、稲作から転作作物の蕎麦栽培が多くなりました。近くには旨い蕎麦屋も多く、晩秋には新そばが出回ります。皆さんも食べに来てください。
 今はその蕎麦の白い花が満開を迎え、あたりには独特のにおいも漂っています。

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快晴の八ヶ岳
 振り向くと八ヶ岳もきれいな山容を見せていました。

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夕暮れの富士山
 夕暮れの富士山の淡い色模様は最高です。

 今年は我が家あたりでも34-5度の暑さとなり、農作業に追われる毎日で身体はバテ気味ですが、十分な食事と睡眠でがんばっています。


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僧ヶ岳の自然と文化展開催 [会員連絡]

木本桂春

 黒部市宇奈月でふるさとの山・僧ヶ岳の特別展示会が開催されています。
 場所は黒部市宇奈月下立て(おりたて)。新幹線黒部宇奈月温泉駅から宇奈月温泉方面電車で15分下立駅下車、徒歩10分。高速道路黒部ICか宇奈月温泉方面へ車で10分、道路右わきにあり。

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展示の主な内容は
1.僧ヶ岳 季節の移ろい
・僧ヶ岳から望む山々・動植物の四季・特筆すべき植生 等

2.僧ヶ岳の信仰と文化
・古絵図から見る僧ヶ岳・佛ヶ岳、僧馬岳と雪形・布施谷節 等
 この項では取り上げた参考文献の中に駒ヶ岳ファンクラブ、会員の著書の以下が取り上げられています、嬉しかったですね。
 ①「全国駒・馬の雪形」駒ヶ岳ファンクラブ編
 ②「駒ヶ岳に魅せられて」鈴木清著
 ③「ひょうたんから駒ヶ岳」大塚政夫 ヨシ子著
 ④「全国駒ヶ岳の歴史と民俗」田口計介・駒ヶ岳ファンクラブ編

3.僧ヶ岳と鉱山
・第2次世界大戦時の国策としての戦略物資モリブデン鉱の採掘 等

4.僧ヶ岳登山
・明治の登山家、植物学者・吉沢庄作の僧ヶ岳登山記 等

 剱岳北方稜線の最北端の山・僧ヶ岳の歴史の深さを知ることができます。
 近くにおいでの時は一見ください。

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