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18回目の越中駒ヶ岳 [登山報告]

木本桂春

僧ヶ岳林道が7月25日から8月20日まで通行可能となったと聞く。それ以降9月末まで閉鎖されるという。ならば越中駒ヶ岳に登ろうと作戦を立てる。猛暑対策として、早朝から歩き、駒からの帰路の僧ヶ岳への登りを午前中に済ますことにする。

8月4日、午前2時起床、林道駐車場3時30分発。
     
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空に月
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平野の街灯

木々の間は真っ暗でヘッドランプを点灯。4時、暗い中でホトトギス鳴く、尾根上が明るくなってくる。ウグイス、他に数種が鳴く。

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夜が明けて来る。左が日本海に近い白鳥山、丸いピークが初雪山、右が犬ヶ岳です。残念ながら下駒ヶ岳は見えません、後立山連山の栂海新道の後半縦走路。

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前僧ヶ岳から見た駒ヶ岳と左奥が唐松岳、古くは上犬ヶ岳と呼ばれた。
            
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僧ヶ岳から見た駒ヶ岳と右奥が鹿島槍ヶ岳、古き山名は後立山、江戸時代の奥山廻役が立山の後ろにあるので名を付けた。

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僧ヶ岳、6時、太陽が正面から襲いかかる。黙って北駒ヶ岳へ。

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北駒ヶ岳、風は冷たくなるが、太陽は強烈。高山の花々が出迎えてくれます。アキノキリンソウ、ミヤマキキョウ、シモツケソウ、トリカブト、カラマツソウなどなどですが、カメラの調整が切り替わっていて、絵になりません。

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頂上の標石。夏ゼミとウグイスが合唱のお出迎え。その向こうに五竜岳鹿島槍ヶ岳が見える。

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右から毛勝山、剱岳、針ノ木岳などなど黒部奥山。眼下の黒部峡谷右岸には後立山連峰が槍穂から日本海へと連なる。

本来ならゆっくりと朝寝をしたいのだが、気温の上がる前の午前中に僧ヶ岳へ戻る作戦。北駒ヶ岳から最低鞍部に下ると駒に向かう人々がやって来る。僧ヶ岳へは脳天を陽が襲います、汗まみれでじっと炎暑に耐えて11時僧ヶ岳。

朝3時から昼13時まで10時間、越中駒ヶ岳に感謝と頑張りの老残をほめてやる。

越中駒は記憶をたどると厳冬期3回を含め18回の登頂を果たしていた。少年の頃から老残の今日まであっという間の出来事であった。
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岩菅山 [登山報告]

伊達樹里

7月29日、志賀高原に1泊して30日に岩菅山に登ってきました。

29日午後は、自然探勝路で足慣らし兼翌日の下見。
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ヒカリゴケ

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タケシマランの実

天気はにわか雨程度でも、強風でゴンドラがストップしていました。それでも夜は車で5分の石の湯でほたるや満天の星をみることができ、猛暑の首都圏を一時忘れる高原の一夜でした。

30日いよいよ登山です。バスの中から、北信五岳はくっきり、後立山がまるで貼ってあるかのように並んでいるのも見えて、感動。

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登山口から岩菅山を望む。

雨の後にしては、ぬかるみや水たまりもひどくなくて、道は歩きやすいものの、日差しが強いので水分補給は心がけて入れていきました。お花畑は、ちょうど隙間で、バイケイソウやニッコウキスゲが終わったあと、それでもツリガネニンジン、ホツツジ、ヤナギラン、イチヤクソウ、オトギリソウなどひっそりと咲いていました。

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ナナカマド

わずかなぬかるみにも、靴跡などがなくて、人影も見えず、やや緊張。ガレ場でやっと女性2人が下ってくるのに出会いました。私たちとは別の一ノ瀬からのコースを往復するとのこと。上りの途中で男性2人が下ってくるのに会ったとのこと。この日の岩菅山に上ったのは合計6人ということになります。こんないい天気だというのに。

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ノッキリ分岐付近から見た山容

頂上直下のガレ場は慎重に通りましたが、帰りの交通への考慮と、この緊張感で、せっせと歩いて、予定よりも早めに登頂できました。群馬県側は、黒雲がかかったままで、回復せず、横手山も頂上は見えません。

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山頂で

歩いてきたコースが山頂からよく望まれて、距離が長かったこと、アップダウンの尾根歩きは意外と下り道も多かったのもよくわかりました。ともかく上りの間に雨粒が落ちなかったことに感謝して下っていきました。
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ヤナギラン

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歩いた道を振り返る

一ノ瀬への分岐を少し過ぎたあたりで・・・テーマパークでもないのに、着ぐるみか・・・青黒い毛むくじゃらが見えました。この道でオコジョやウサギにあったことがあるけど、大きくて120cmから130cmはありそう。
・・・!
とっさに私はUターンして後ろの友人に
「熊みたい!」
と言って分岐へ戻ろうとしました。
友人は、その熊と目が合って、でも熊が引き下がったのを確認したそうです。2人で数十メートル戻ってから、ホイッスルも熊鈴に加えて鳴らし、歌いしゃべってもう一度同じ道を行きなおしました。それから、遭遇することなく帰ってくることができました。

東館山高山植物園内のミズバショウのわきで大きなフンにもお目にかかりました。
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熊公がお残しのもの

無事帰ってきてよかった。ゴンドラの山頂駅でも、発哺駅でも、バスの中でも熊目撃を報告しましたが、地元の人はだれも驚かず、それにもまたびっくりでした。

長野電鉄の車窓から、夕日に照らされた戸隠山が、きれいというより、おどろおどろしく異形のものに見えました。

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陸中一宮駒形神社奥宮登拝祭 [登山報告]

髙田健三

焼石駒ヶ岳山頂に鎮座している「陸中一宮 駒形神社 奥宮」の2018(平成30)年・奥宮登拝祭に参加して参りました。

期 日:2018年8月1日(水)
KFCの参加者:小野寺邦夫・小野寺多美子・田中相佐子・谷 和代・髙田健三
(奥宮登拝祭全員では、登拝者男性34名、女性9名計43名、平均年齢66歳、夏油温泉宿泊者は男性21名、女性8名計29名)

①金ヶ崎駒ヶ岳登山口.JPG
写真①:金ヶ崎駒ヶ岳登山口の雰囲気(地元では焼石駒ヶ岳を金ヶ崎駒ヶ岳と呼び、「金駒」と話していた。山岳雑誌『山と渓谷』でも最近は金ヶ崎駒ヶ岳と標記している)

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写真②:登山口の「うがい清水」、干上がって一滴の水も垂れていなかった。

写真③(省略):登山口にての出発式、東京都在住の山伏殿が登拝開始のホラ貝合図吹奏。お腹に響く立派な吹奏だった。

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写真④:「いざ奥宮目指して出発」。班編制で第5班、班長小野寺邦夫さん、副班長田中相佐子さん。

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写真⑤:ルートの途中にある「上賽の河原」から見た駒ヶ岳山頂。当日、快晴の真夏の太陽の下でしたが、台風の影響か風が強く、涼風をいただいたようだった。

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写真⑥:上賽の河原から奥宮を見る(拡大して見てください)。

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写真⑦:駒ヶ岳山頂奥宮登拝祭開始と共にドローンに迎えられた。(宮司さんのやや斜め上にドローンが出現し空中撮影された)

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写真⑧:山頂に「かき氷」機材を担ぎ上げて、全員にかき氷を振る舞われた。メロン、イチゴ、ブルーベリーなどなど、いや旨かった(昨年も実施されたそうです)。

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写真⑨:登拝祭終了後、宮司さんを囲んで第5班メンバー。
登拝祭の直会は、日本の秘湯・夏油温泉にて宿泊開催されるため、山頂の登拝祭終了後、小野寺ご夫妻、田中さん、谷さんの4名は夏油温泉を目指して下山し、私は往路を下山してバスにて夏油温泉に向かった。

⑩伊達藩・南部藩の藩境起点石(手前).JPG
写真⑩:奥宮前に施設されている「伊達藩、南部藩との藩境界線の起点(標石)・ここから三陸海岸釜石市唐丹湾の鷲ノ巣崎に至る」。現在の宮城県、岩手県との県境と比較すると随分と離れている。

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写真⑪:夏油温泉宿泊後に駒ヶ岳神社里宮(南部里宮:北上市岩崎、伊達里宮:胆沢郡金ヶ崎町)の両里宮を参拝する。伊達金ヶ崎里宮にはオニユリが沢山咲いていた。

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写真⑫:里宮参拝後、奥州一宮駒形神社にて解散した。奥宮参拝のご朱印を購入(今年は期日が8月2日となっていた)。

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写真⑬:奥宮登拝祭参加賞、今年はストラップで、金色の馬が型抜きされている。

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熱風吹く中の戸倉山 [登山報告]

木本桂春

台風12号が北陸に、一滴の雨ももたらせることなく、熱風を残して去っていきました。翌日はフェーン現象で40度近くになるとか。
短時間ならば熱中症に耐える訓練のため、低山の戸倉山へ。糸魚川から姫川沿いを車で走ります。車を揺する南の熱風が吹き、河原の砂を巻き上げています。汗が吹き出します。
取付点・原の館付近はまだ熱風です。白池までは通称ドングリの道を木々の間を潜り抜け、白池も通り越し、この上の角間池に登ります。
      
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ブナ林の中の小さな小屋

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角間池は真夏のオールグリーンです。
風が強いのですが、気温がぐんと下がり30度以下になります。強い風の木々のざわめきと蝉の鳴き声を全身に浴びて、快適です。この夏の暑さで沸騰しそうだった脳味噌、内臓の中を涼やかな風が通り抜けていきます。来てよかった。熱中症など寄りつきもしません。

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頂上から糸駒三山(駒ヶ岳・鬼ヶ面山・鋸山)

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上駒ヶ岳(白馬岳)方面は雲の中

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青い日本海に姫川が合流します。
河口付近に砂塵が巻き上げています。糸魚川の街並みが右手に見えます。糸魚川大火の時もこの南風が影響しました。
 
体も冷えてきたのでかけあしで下山です。
大久保集落から400m下った林道の下方に蓮畑が見えます。

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蓮池
この蓮池のそばに老夫婦が駒ヶ岳を見上げながら住んでいました。
雪の林道をラッセルで登る私たちを見ると「寄ってお茶を飲んでいけ」とよく声をかけられたものです。
ご夫婦が亡くなって17、8年になり、誰もいません。が、蓮は今年も花を咲かせていました。
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守屋山の花々 [登山報告]

北村健治

7月19日、守屋山巡礼。
これは2015年は毎月、2016年からは奇数月に1回、杖突峠から往復しているものです。
歩き慣れたコースを繰り返し往復するのは、体調管理にもよく、季節の定点観察の楽しみもあります。

富士見町の道の駅「蔦木宿」で朝の休憩をとり、9:20には杖突峠の駐車場に到着、身支度をして、9:30出発。

右側の太陽熱発電所工事の音を聞きながらカラマツ林を抜けて、巻道をして上がって来る林道に出ると、アカマツ林からの少し涼しい風があった。

林道から再びカラマツ林の赤井川探索路を辿ると、間もなくいくつかの草刈り機の音が聞こえだした。分杭平である。

諏訪ナンバーの軽トラや小型車が数台止まっていて、地元の方々の奉仕活動であろうか。キャンプ場の手入作業のようである。丁度10時ころに通過。

このコースは、軽い急登を6回繰り返すと、10:50東峰に着いた。鮮やかなカワラナデシコ、ウツボグサ、色あせたヤマホタルブクロが迎えてくれた。

約10分休憩して、展望を確かめて、11:02折り返して下り始めた。

暑い平日の昼近くの時間帯のためか、今日は珍しく一人のすれ違いもなく、人影を見ずに往復した。分杭平を11:30通過、12:00には車に戻った。
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チダケサシ
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ヒヨドリバナ(つぼみ)
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オカトラノオ
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ササの花
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エゾカワラナデシコ
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ノハラアザミ
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東峰の岩陰に、ヤマホタルブクロ
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オオバギボウシ
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ヤマアジサイ(白花)
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ウツボグサ

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徳本峠越え(続き) [登山報告]

谷 和代

7月24日の報告です。

私たちが歩いている前後を40年ぶりという男性2人と福岡から来たという女性2人と抜きつ抜かれつで歩きましたが、宿の人や40年ぶりの人に「霞沢岳を往復して上高地に下り16時のバスに乗るのは厳しい」と言われ、検討した結果、霞沢岳の登頂は諦めて、朝食後、2428mのジャンクションピークまで行き、少し下った場所から霞沢岳と左に乗鞍岳、御嶽山を見て下山しました。


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ジャンクションピークにて
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木の間越しの霞沢岳(左)とK2、K1を望む
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霞沢岳の左に、乗鞍岳と御嶽山
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キヌガサソウ
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シロバナトモエシオガマ
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イチヤクソウ
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キソチドリ
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モミジカラマツ
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ゴゼンタチバナ
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クロクモソウ
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クルマユリ
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コキンレイカ
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オオヒョウタンボク

まだまだ、沢山の花が咲いていました。涼しく楽しい2日間でした。









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徳本峠越え [登山報告]

谷 和代

暑さを逃れて念願の徳本峠越えに7月23日~24日で行ってきました。
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7月23日、早朝の安曇支所で支度を終え出発。
さあー、ここから、徳本峠越えの道です。
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板橋を渡ります。
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美しい流れです。
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さびれた感じの岩魚留小屋、トイレも壊れていました。
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そばに、大きなカツラの木
登山道には沢山のカツラの巨木を見ることができました。
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綺麗な「ソバナ」でしょうか。 
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センジュガンピ
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ウバユリ
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冷たくて、美味しい「力水」
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ここからジグザグの急登となり、
やっと着いた「徳本峠小屋」
4時40分に歩き始めて、13時15分着でした。

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峠からの穂高連峰
右から、前穂高、明神Ⅱ峰、大きな奥穂高、ロバの耳とジャンダルム、雪渓の残る天狗のコル、天狗の岩、間ノ岳、西穂高と続いています。

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徳本峠小屋の美味しい夕食です。
今日の小屋泊まりは19人です。
テントが6~7張ありました。

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第60回長衛祭に駒ヶ岳ファンクラブから7名が参加 [登山報告]

北村健治

6月30日(土)
戸台口(発着所)8時のバスは2、3台の臨時便が出て早めに北沢峠へ向った。9時過ぎには北沢峠に着き、「北沢峠こもれび山荘」にチェックインして荷物を置き、軽装で長衛小屋前の会場へ移動。受付を済ませるとKFCの皆さんは田口会長はじめテーブルに陣取っておられた。
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テーブルに陣取ったKFCのメンバー

碑前祭・献花・合唱・交流会と例年以上の参加者で賑わっていた。KFC会員の記念写真撮影を済ませ、日帰りの田口会長を残して、溝口さんのガイドでKFC仙水峠トレッキングを実施。
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伊那市長と記念写真撮影
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仙水峠で記念撮影

無事に15時過ぎには、北沢峠に帰着。川久保、溝口さんを戸台口行バスに見送り、夕刻をのんびりして、山荘の夕食に集った。

7月1日(日)
4時起床。5時半北沢峠に集合。KFC4名が仙丈ヶ岳記念登山参加。五合目から前日開通した藪沢コ―スから馬の背ヒュッテ・千丈小屋経由で晴天の頂上に10時25分登頂。30分の昼食休みをとって、小千丈コースで下山を始めた。14時10分には北沢峠に戻りつき、16時前には戸台口に下車し、解散した。

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北沢峠の沢沿い一帯に聳えるドロノキ(珍種)
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北沢峠付近で、ゴゼンタチバナ、向うにギンリョウソウが頭を見せている
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北沢峠付近で、群生するイチヨウラン
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北沢峠付近で、キバナノコマノツメ
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北沢峠付近で、群生するコンロンソウ
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仙水峠への途中で、アカバナヒメイワカガミ
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仙水峠への途中で、コメツツジ
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仙水峠への途中で、シラバナノヘビイチゴ
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仙水峠への途中で、クルマユリ
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仙水峠への途中で、ベニバナイチヤクソウ
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長衛小屋付近で、ツバメオモト
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長衛小屋付近で、キソチドリ?

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糸魚川駒ヶ岳・猛暑に耐えて [登山報告]

木本桂春

7月3日、日本中サッカーで朝の3時にはTVが騒いでいますが、駒ヶ岳を優先して車を走らせます。暑さを避けるため日の出前に取付点に4時半前着。

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明六つ、夜明け前の頂上方面
歩いて10分、なんだか体が熱く、足が進みません。

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駒清水の水場
水をたっぷりと思ったのですが、不味く喉を潤す程度で上部の水場でとることにします。太陽が昇ると暑くなり、併せて台風接近の影響か蒸し暑く汗が吹き出します。
木々の間の急道を頑張り、上部大岩壁のバンド・ルートの入り口・島滝沢に水を求めますが、溜水で飲めません。

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バンドへの道は夏草が覆い被さります。

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南西壁の下は風もなく、遠方に山が見えだします。

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手前のガレてる明星山、その後ろが右から白鳥山、下駒ヶ岳、黄連山。

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南方に白馬岳、白馬旭岳、右端が雪倉岳。

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花もちらほら、シモツケソウ
他にもオニアザミ、レンゲツツジ、などが咲いています。
すくみのテラスからは鬱蒼たる森の中を行きます。

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足元にギンリョウソウ。夏ゼミの鳴き声がうるさく、頭上の樹間からカッと太陽が照りつけます。朝からやぶ蚊や有象無象の虫がまとわりついて離れません。耐えるのみ、汗を滴らせ頂上です。

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頂上から雨飾山に挨拶。

しばらく休んで、濃い緑の木々の中を又、汗みどろで下ります。途中から足が棒になり転倒2回。その都度自分に気合を入れて。よれよれ下山。
山のもののけに飲まれそうな状態です。そうはたやすく駒の散歩をさせてくれません。
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三国山 [登山報告]

谷 和代

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7月1日、梅雨明け宣言を受け、三国山に行ってきました。

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山頂付近はガスがかかり深山のようでした。

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バイケイソウの可憐な花 咲いているのより、立ち枯れて倒れている方が多かったのはどうしたのでしょうか?

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美しい蜘蛛の巣、分かりますか。

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大洞山山頂

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木に着いた可愛いコケ

楽しみにしていた「サンショウバラ」は終わっていて、「ノイバラ」が咲いていました。

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立山(タチヤマ)からの富士山は山頂だけが見えました。
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