SSブログ

岩菅山 [登山報告]

伊達樹里

7月29日、志賀高原に1泊して30日に岩菅山に登ってきました。

29日午後は、自然探勝路で足慣らし兼翌日の下見。
DSCN2949.JPG
ヒカリゴケ

DSCN2950.JPG
タケシマランの実

天気はにわか雨程度でも、強風でゴンドラがストップしていました。それでも夜は車で5分の石の湯でほたるや満天の星をみることができ、猛暑の首都圏を一時忘れる高原の一夜でした。

30日いよいよ登山です。バスの中から、北信五岳はくっきり、後立山がまるで貼ってあるかのように並んでいるのも見えて、感動。

DSCN2954.JPG
登山口から岩菅山を望む。

雨の後にしては、ぬかるみや水たまりもひどくなくて、道は歩きやすいものの、日差しが強いので水分補給は心がけて入れていきました。お花畑は、ちょうど隙間で、バイケイソウやニッコウキスゲが終わったあと、それでもツリガネニンジン、ホツツジ、ヤナギラン、イチヤクソウ、オトギリソウなどひっそりと咲いていました。

DSCN2964.JPG
ナナカマド

わずかなぬかるみにも、靴跡などがなくて、人影も見えず、やや緊張。ガレ場でやっと女性2人が下ってくるのに出会いました。私たちとは別の一ノ瀬からのコースを往復するとのこと。上りの途中で男性2人が下ってくるのに会ったとのこと。この日の岩菅山に上ったのは合計6人ということになります。こんないい天気だというのに。

DSCN2962.JPG
ノッキリ分岐付近から見た山容

頂上直下のガレ場は慎重に通りましたが、帰りの交通への考慮と、この緊張感で、せっせと歩いて、予定よりも早めに登頂できました。群馬県側は、黒雲がかかったままで、回復せず、横手山も頂上は見えません。

DSCN2975.JPG
山頂で

歩いてきたコースが山頂からよく望まれて、距離が長かったこと、アップダウンの尾根歩きは意外と下り道も多かったのもよくわかりました。ともかく上りの間に雨粒が落ちなかったことに感謝して下っていきました。
DSCN2980.JPG
ヤナギラン

DSCN2981.JPG
歩いた道を振り返る

一ノ瀬への分岐を少し過ぎたあたりで・・・テーマパークでもないのに、着ぐるみか・・・青黒い毛むくじゃらが見えました。この道でオコジョやウサギにあったことがあるけど、大きくて120cmから130cmはありそう。
・・・!
とっさに私はUターンして後ろの友人に
「熊みたい!」
と言って分岐へ戻ろうとしました。
友人は、その熊と目が合って、でも熊が引き下がったのを確認したそうです。2人で数十メートル戻ってから、ホイッスルも熊鈴に加えて鳴らし、歌いしゃべってもう一度同じ道を行きなおしました。それから、遭遇することなく帰ってくることができました。

東館山高山植物園内のミズバショウのわきで大きなフンにもお目にかかりました。
DSCN2982.JPG
熊公がお残しのもの

無事帰ってきてよかった。ゴンドラの山頂駅でも、発哺駅でも、バスの中でも熊目撃を報告しましたが、地元の人はだれも驚かず、それにもまたびっくりでした。

長野電鉄の車窓から、夕日に照らされた戸隠山が、きれいというより、おどろおどろしく異形のものに見えました。

コメント(1) 

駒ヶ根だより 2018-8-7 [山麓便り]

北村健治

8月2日
15時には、駒ヶ根の山家に到着、伊那谷も連日の猛暑で、畑が砂漠のように乾燥して、土手の草も枯れていました。
夕刻、兄と光前寺霊園へ墓参、霊園の草も猛暑で枯れています。
DSC02551編.JPG
光前寺霊園

3日、午前中は、駒ヶ根山家で野良。午後は伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室で、翌日の学習会準備。
DSC02554編.JPG
3日6時半頃、山家より、朝日をうける中ア・宝剣岳
DSC02556編.JPG
7時半頃には、もうガスが出始めて、少し霞んでいる。
まもなくすっかり覆われました。
      
4日、第96回「戸台の化石」学習会(化石の採集と標本つくり)、一般参加者12組28名、スタッフ21名、49名で実施。アンモナイト78標本その他合わせて156標本を登録しました。
DSC02558編.JPG
長谷公民館での学習会

DSC02560編.JPG
学習会参加者と化石採集地入口で、記念撮影。

5日は、終日、駒ヶ根の山家で野良(草刈り・そば畝つくり・根菜類の手入れなど)、夕刻には姉を訪問。

6日、午前中は、駒ケ根山家で野良。午後は伊那市長谷公民館の「戸台の化石」資料室で標本整理など、夕刻には青梅への帰路につきました。
      
コメント(1) 

甲斐駒の麓より 2018-8-7 [山麓便り]

平井英明

甲斐駒頂上.jpg
甲斐駒山頂を仰ぐ

平井です。御無沙汰しています。
猛暑の中ですが体調はいかがでしょうか?
当方は定刻の勤務から解放されたせいか、はたまた草刈り他農作業のせいか若干バテ気味です。

甲斐駒遠望.jpg
甲斐駒遠望

暑さのせいですっきりとした甲斐駒が望めない毎日です(夏ってこんな景色かもしれませんが)。

野菜達も水不足で成長も遅く弱弱しいです。そんな中、元気なのは雑草たちばかりで、草刈りに追われています。

コオニユリ.jpg
コオニユリ
透かしユリ.jpg
透かしユリ
このユリは何?.jpg
カサブランカ
桔梗.jpg
桔梗
ひまわり.jpg
ひまわり
稲の出穂.jpg
出穂
稲も一週間以上早めではありますが、順調に出穂の時期を迎えました。収穫まで大きな変動がないことを祈ります。

甲斐駒山麓の祭り.jpg
北杜市のふるさと祭りも盛大に催されました。

お盆を迎えるに当たり、台風13号等も心配です。
また、「山の日」にちなんだ番組等も放送されていますが、山岳事故も後を絶ちません。
皆さんより慎重にかつ楽しい山行をしてください。



コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。