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糸魚川駒ヶ岳・猛暑に耐えて [登山報告]

木本桂春

7月3日、日本中サッカーで朝の3時にはTVが騒いでいますが、駒ヶ岳を優先して車を走らせます。暑さを避けるため日の出前に取付点に4時半前着。

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明六つ、夜明け前の頂上方面
歩いて10分、なんだか体が熱く、足が進みません。

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駒清水の水場
水をたっぷりと思ったのですが、不味く喉を潤す程度で上部の水場でとることにします。太陽が昇ると暑くなり、併せて台風接近の影響か蒸し暑く汗が吹き出します。
木々の間の急道を頑張り、上部大岩壁のバンド・ルートの入り口・島滝沢に水を求めますが、溜水で飲めません。

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バンドへの道は夏草が覆い被さります。

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南西壁の下は風もなく、遠方に山が見えだします。

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手前のガレてる明星山、その後ろが右から白鳥山、下駒ヶ岳、黄連山。

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南方に白馬岳、白馬旭岳、右端が雪倉岳。

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花もちらほら、シモツケソウ
他にもオニアザミ、レンゲツツジ、などが咲いています。
すくみのテラスからは鬱蒼たる森の中を行きます。

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足元にギンリョウソウ。夏ゼミの鳴き声がうるさく、頭上の樹間からカッと太陽が照りつけます。朝からやぶ蚊や有象無象の虫がまとわりついて離れません。耐えるのみ、汗を滴らせ頂上です。

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頂上から雨飾山に挨拶。

しばらく休んで、濃い緑の木々の中を又、汗みどろで下ります。途中から足が棒になり転倒2回。その都度自分に気合を入れて。よれよれ下山。
山のもののけに飲まれそうな状態です。そうはたやすく駒の散歩をさせてくれません。
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