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駒ヶ根だより 2018-3-29 [山麓便り]

北村健治

3月の駒ヶ根滞在は23~27日で、今年3回目となった。伊那市長谷公民館へ出向き、戸台の化石資料室で作業の日々。
昨年あたりからの駒ヶ根滞在は、数年前よりは回数を何とか減らしたいと工夫している。
例年にない寒波と多雪が心配されたが、駒ヶ根の里山では、もう雪もほとんどなく、春の畑も表土の凍結も解けていた。
荒れ狂う冬の強風で傷んだ庭木などの手入れや、寒気と寒風を耐え過した冬野菜の手入れなど、数日の滞在では、とても思うような作業を進めることは難しい。いつもながら尽きない中途作業のまま翌月回しとなる。
それでも、西山(中央アルプス)、東山(南アルプス)は、何事もなかったように、どっしりとしている。

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24日、駒ヶ根山家より、中ア宝剣岳を望む。

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24日の作業中に、発見したサンゴ化石。

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25日、駒ヶ根市赤穂北割塩木の塩木家墓所を訪問。

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同日、大阪城真田丸に加勢した、上穂十一騎(うわぶじゅういっき)の一騎である塩木九四郎の墓地探索。中央の家形墓石がそれと思われる。

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26日、我が父の戦中愛用であった鉄兜を伊那市創造館へ寄贈。

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同日、駒ヶ根山家付近より、南アルプス連峰北部を望む。

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同日、昼ころ、駒ヶ根山家付近より、中央アルプス連峰を望む。

         
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今年2回目の守屋山踏破 [登山報告]

北村健治

3月23日(金)快晴。朝から絶好の山日和でした。 
3月の駒ヶ根滞在のため6:30頃には青梅を出立した。 
圏央道・中央道とも順調に走破して、双葉ICからR20国道を西進した。
左に鳳凰三山を眺めながら北杜市に入り、甲斐駒ヶ岳広域農道に曲がり、
右に八ヶ岳の素晴らしい展望をのんびりと楽しんだ。

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北杜市武川付近から八ヶ岳を望む。

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背後には、甲斐駒ヶ岳を望める。いずれも二日目の新雪で真っ白である。

白州から、R20国道に戻り、道の駅「蔦木宿」で休憩。
10:00すぎに、R152国道の杖突峠に車を止めた。
身支度をして、雪を踏んで歩き始め、11:00ころ分杭平キャンプ場を通過した。

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分杭平休憩所より、登山道(しめ縄をくぐる)を見る。

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分杭平付近、積雪のカラマツ林。

約40分ほどで、東峰(守屋神社奥の院)を通過、
12:00ころ西峰(1650.3m:一等三角点)に立った。
中央アルプス・北アルプスは、西側からの雲に覆われているが、
東側から南へ南アルプス・八ヶ岳連峰・関東山地方面、
北側には美ヶ原・霧ヶ峰の新雪に覆われた山肌が美しい。

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守屋山西峰より、北東方向に蓼科山・北八ヶ岳方面を望む。

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左手カラマツ林の向うに美ヶ原・中央の諏訪湖の向うに霧ヶ峰を望む。

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中央アルプス連峰を望む。

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南アルプス連峰(甲斐駒・北岳・仙丈ヶ岳・塩見岳など)を望む。

西峰の下にあるラビットハウスで友人と交流して、12:35雪道を折り返し、
13:00には東峰を通過し、13:50に杖突峠に下山した。

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雪山散歩(1)仁王山~黒菱山 [登山報告]

木本桂春             

一気に春がやってきました。雪上を闊歩とはいきませんが、一生懸命歩きます。
3月25日、6時8分太陽が昇ります。今日は海から10km入った笹川源流の山です。途中の道路わきに車を置き、残雪の上を登山口へ。一部は雪が解けて道が出ていますが500m以上は雪中です。尾根上にマンサクの花が咲いていました。


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山毛欅の根開き、春は穴の底。

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南保富士を越え仁王山784m。

ここから200mほど下り、黒菱山まで広く、長大な尾根を黙々と登り続けます。

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後ろに越中駒ヶ岳です。雪庇を付け、貫禄十分です。

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ささやかな雪崩です。

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右手に初雪山と犬ヶ岳です。

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仁王山から2時間で黒菱山1042mに着きます。

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左が白鳥山、右が下駒ヶ岳。
先週よりだいぶ近くなりました。
帰りは雪が腐り、足重く下山です。それでも8時間近く歩けたので満足でした。
朝早く、帰りが遅いので誰にも会わない、いい山でした。


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片倉城址公園のカタクリ [日々散策]

平井英明

昨日の谷さんの報告のカタクリの花に触発されたのと、今週は東京にいたので、早速、片倉城址公園に行ってきました。
こんなに群生しているカタクリは筑波山以来で久しぶりに堪能しました。
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また、桜は都心では満開宣言されましたが、ここは3分咲き程度でしたが、家族連れなどでにぎわっていました。
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谷さんの紹介に感謝です。
ありがとうございました。


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駒峰山 [登山報告]

高田健三

駒峰山という里山を試登しました。

駒峰山(489.6m)は、仙台市作並温泉近傍の広瀬川と新川(ニイカワ)川とに挟まれた尾根上の小ピークで登山道のないヤブの里山です。

2013年6月に偵察した折。ヤブが酷い、近傍に駐車スペースがない。などから、落葉後の積雪か残雪を利用して登るしかない、駐車は作並温泉の旅館を利用するしかない、とわかった。

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作並温泉近傍からの駒峰山

3月24日、前日に作並温泉「かたくりの宿」に宿泊した。
登山ルートは、駒峰山山頂からやや北に伸びている尾根を忠実に登ることにした。入山して間もなくは残雪を利用して登れたが、尾根上に出ると全く残雪が消えてしまっていた。ただ、小灌木は葉を落としているので登るには特に苦にはならなかった。途中にはヒトリシズカが迎えてくれていた。

登り初めて約1時間10分で駒峰山山頂に至った。
山頂の展望は葉のある時は全く望めないが、この時期は樹の間から周囲の山々が望まれた。特に大東岳(1365m)、面白山(1264m)は真っ白の山容を、面白山の南に位置する無名峰(1025m)は三角錐の美しい真っ白な姿を見させてくれた。

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駒峰山山頂

下山は往路を下ったが、傾斜が急で、足腰の悪い高齢者の私はスッテンコロリを重ねながら下った。





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春の花々

谷 和代

関東はアッという間に春本番、桜も早くも満開ですねー。
3月24日、高尾山、帰路片倉城跡公園での春の花々です。

●高尾山
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崖の斜面に咲いたヤマルリソウ

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名前がチョットかわいそうなヨゴレネコノメ

●片倉城跡公園
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流れの中に咲くミズバショウ

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春の妖精 カタクリの可憐な花

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黄色とグリーンのコントラストが綺麗なリュウキンカ

●我が家
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ミツバアケビの可愛い花です

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会津駒Tシャツ [会員連絡]

石橋定巳・清美

私どもにも檜枝岐村からTシャツが届きました。
定巳はLで白に黒字、清美はMで紺に白字です。

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雪の低山徘徊(3) [登山報告]

木本桂春

今年は雪に随分といじめられた、そんな雪の中の出来事です。

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馬鬣山の羚羊
昨年暮れに見た羚羊です、大雪の中で太って健在です。

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権現山の猿の腰掛
雪が多いと低山藪山を簡単に行くことが出来ます。猿の腰掛は、20年程前に漢方薬としてブームになり、知り合いにせがまれ、黒部奥山で採ったことがあります。一生懸命煎じて飲んでいましたが、あっさりこの世を去りました。

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負釣山中ノ谷の岩魚
3月、岩魚の解禁です。雪をかき分けて、負釣山山麓の中ノ谷へ。不運にも釣られた岩魚です。

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雪の低山徘徊(2) [登山報告]

木本桂春

大鷲山(馬場山)

富山・新潟の県境の海抜0mの翡翠海岸近くから917mの山頂を目指します。

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650m付近からの日本海            
冬を越えた穏やかな波模様に見とれます。

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頂上から黒部川扇状地・富山湾・能登半島

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左へ目を転じると白山連山

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さらに黒部の入り口から僧ヶ岳・越中駒ヶ岳・毛勝山・剱岳

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東方に左から白鳥山・下駒ヶ岳・犬ヶ岳
 
雪中、往復5時間の一人旅です。
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雪の低山徘徊(1) [登山報告]

木本桂春

今年は雪が多く、里山さえなかなか近くまで行けません。
下の写真は糸魚川駒ヶ岳山麓から見たカネコロ氷瀑です。
何年もこんな見事なものを見たことはありません。

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1月の氷瀑。
        
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2月下旬には氷瀑は消えました。

戸倉山
 2月26日、糸魚川市消防署の訓練登山でラッセルがあり、登頂のチャンスでしたが、日中はカンジキでも雪に潜り敗退。ただし、下りに最短ルートのラッセルが出来ました。
 27日、陽の上がる前に登ります。雪は堅く締まり、長靴をはきます。
               
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 左は立山森林組合ご用達、先端に鉄板、裏に鋲が打ってあり、氷雪の急斜面用。
今日は右の一般の長靴で登ります。
 快適な雪の上を頂上へ。四方八方の山が見えていました。

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雪の雨飾山
              
干支の山・犬目山
 雪が多いので近くの犬ヶ岳は登れないので、雪の無い犬目山に遠征してみました。早朝に家を出て日帰りです。大月で高速道路を下ります。駒橋―猿橋―鳥沢―犬目と干支にちなんだ地名を通過します。犬目に車を置き、尾根に取りつきます。早速、白馬不動尊に出会います。雪を警戒して鋲付き長靴で登りますが、雪はありません。杉、檜の林を抜け、尾根上へ。背後に見えるはずの富士山も曇の中で見えませんでした。カラマツ林を抜けると頂上ですが、北斎と広重の描いた富士山は見ることができませんでした。雪の無い山は味気ないですね。

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雪の無い犬目山(扇山)
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