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赤城山荒山高原十字路山行 [日々散策]

石橋清美     2017/9/3
 
 久しぶりに青空が広がりました。赤城駒ヶ岳に行こうと赤城温泉から小沼を抜ける道に車を走らせました。ところが、災害のため通行禁止になっていました。せっかく来たので、赤城温泉から関東ふれあいの道に入るコースを歩くことにしました。

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関東ふれあいの道 道標

 登山口には「熊に注意」とあります。こわごわと鈴を鳴らしながら、急な階段を下りてまた急な登りを行くと、あたり一面ささやぶで草こぎをするほどになっていました。今年の夏は雨ふりばかりでしたので、この道を行く人が少なかったと思われます。しばらく行くと雑木の中に松林がありますが、根っこが伸びていて段差を作っています。高いところでは50センチ以上もあるでしょうか。行きは目の前に段差が現れるので何とか超えて行きましたが、帰路には急な段差に気が付かずに躓かないか心配でした。笹の中の道跡をたどって歩きます。見るとズボンに笹の葉や青虫がくっついていました。それを払いながらの前進です。
 花は咲いておらず、枯れた枝が体にまとわりついたり、大木が道を阻んだりしています。枝は払いよけて行きましたが、大きな幹はくぐることが大変なので大回りをして、やっと跨げる所で先に進みました。

グラフィックス2.png
 雨が多かったせいか、いつもならあまり水の流れていない沢もたっぷりと水が流れていました。

 こんなに天気がいいのに人っ子一人出会いません。涼しい風に助けられて荒山高原の少し手前にある「芝の広場」に着きました。

グラフィックス3.png
「芝の広場」

 そこでやっと今日初めての登山者と出会いました。これから荒山へ行くと言っていました。私達は「芝の広場」で休憩をとり、往路下山です。矢張り松林のところは根っこの段差が厳しく、かなり注意をして歩きました。
 大分降りてきたでしょうか。がけ崩れのような場所がありました。よーく見るとけもの道のようです。そういえば以前このあたりでニホンカモシカを見ました。もしかしたら、ニホンカモシカが歩いた跡かもしれません。急な崖に沿ってきた道を戻りほどなく最後のところに差し掛かった時、今日2度目の登山者に会いました。日曜なのに出会う人が少なかったです。

グラフィックス4.png
オオカメノキの実
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