SSブログ

中央アルプスの雪形に異変 [山麓便り]

北村健治

伊那谷は雪形ウォッチングのメッカのような地方ですが、地元の人はどのくらい関心があるのでしょか。毎年地元紙にも1、2回の記事になるくらいで、寂しい気がします。
また、今年のように雪解けが速いとゆっくりと観察もできません。加えて新雪のいたずらなどで、中ア・中岳の「下がり駒」も形がおかしいですね。岩場や植生の分布にも異変があったのでしょうか、例年になく、異形を示しています。

DSC02100編.JPG
5月11日、伊那市富県御殿場にて、中ア・中岳の「下がり駒」を望む。

DSC02105編.JPG
5月11日、伊那市富県にて、水田に映る中ア連峰の残雪。

長野日報20180413.jpeg
2018年4月13日長野日報の記事より、駒ヶ根市立博物館で開かれた写真による「雪形展」

20180425信濃毎日新聞.jpeg
2018年4月25日信濃毎日新聞の記事より、「中アの千畳敷に『島田娘』が登場」

DSC02099編.JPG
5月11日、駒ヶ根市山家より、中ア・宝剣岳を望む。左側に「島田娘」が新雪で異形になっている。

DSC02142編.JPG
5月12日、駒ヶ根市山家より、中ア・宝剣岳を望む。新雪が解けて、「島田娘」が少し鮮明に見える。

DSC02151編.JPG
5月12日、伊那市高遠町上山田より、中ア・前岳・中岳・本岳を望む。左の前岳斜面の雪中に「稗まき爺」、中岳東斜面の「下がり駒」は、無残である。尾部・後足は全く形になっていない。
この何年間か、「下がり駒」は、かなり変形しているのではなかろうか。
コメント(1) 

コメント 1

梅林ガール

雪形もその年によって、はっきりと見える時とどれが雪形なのかわからない時があるようですね、いつもどこに出るのか見慣れている人には分かるのだと思いますが、見慣れない私たちはどこが雪形が探すのが大変です。
by 梅林ガール (2018-05-19 21:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。